1987-04-27 第108回国会 参議院 予算委員会 第3号
そのことはタイ国自身がアメリカに抗議を申し入れたりなんかしていたという経過などもあるわけでありますけれども、そういたしますと、アメリカ自身が途上国経済をみずから圧迫する、こういう役割をしているということになるのだと私は思うんですが、その辺はいかがですか。
そのことはタイ国自身がアメリカに抗議を申し入れたりなんかしていたという経過などもあるわけでありますけれども、そういたしますと、アメリカ自身が途上国経済をみずから圧迫する、こういう役割をしているということになるのだと私は思うんですが、その辺はいかがですか。
タイにおきますFOB価格なりについて、私ども国際相場なりは申し上げられますけれども、タイ国自身の立場から私どもとして、公表しないでもらいたいという希望を持っております取引につきましては、やはり対外的な関係からもお話しできない。ただ、その時点におきます国際相場なりは、私どもとして申し上げて御審議に資するようにいたしたいと思います。
○国務大臣(小坂善太郎君) タイの問題は、これはまあタイ国自身の問題でございまして、漸次落ちつきを見せておりますわけです。新しい憲法が制定される、ただこれは暫定憲法であって、四年後には民政中心の民主憲法になるであろうというふうなことが言われておるわけです。
ところで、ただいま、タイ国、これがラオスに介入しておるというようなお話でございますが、これはタイ国自身に、いま米軍の基地も強力なものを持っております。同時にまた、タイとラオス、これは同一民族であります。したがって、そういう意味で義勇兵が出ているんじゃないかというような説明をしておる。先ほど外務大臣はその点を触れたと思っております。今度米軍がこの地域から撤退する、そのあとは一体どうなるだろうか。
さらにタイ国としては、衛生方面と連絡をとつて、タイ国自身としても検討を進めたいから、日本に現在あるというタイ国から輸入しました黄変米のサンプルを送つてもらいたい、ただこの問題は、ほかの国では問題がない、日本だけの問題であるといたしまして、これについて契約協定等を結ぶというふうなことは、そういう意思がない、こういう意向のようでございます。
タイ国自身も麻袋が非常に払底をいたしておりましたし、日本でも朝鮮事変等のために麻袋が非常に足りないという状況であつたのであります。米の輸出国であるタイは麻袋をいつもつけて輸出するのでありますが、このときに限つて麻袋が不足しておるから輸入国から麻袋を持つて来いということでありますために、こういうぐあいになつて問題になりました。