2016-05-23 第190回国会 参議院 決算委員会 第11号
当時、ケネディ大統領に対し手紙に返答するよう進言したトンプソン前ソ連駐在大使は、フルシチョフさんと家族的な付き合いがあった。だから、ソ連の底力、ソ連の本音というものがよく分かっていたようであります。一方、カーチス・ルメイ将軍は少しソビエトを過小評価していたということは言えるんです。実際に、ソビエトは、フルシチョフの目的はアメリカとの戦争ではなかったわけです。
当時、ケネディ大統領に対し手紙に返答するよう進言したトンプソン前ソ連駐在大使は、フルシチョフさんと家族的な付き合いがあった。だから、ソ連の底力、ソ連の本音というものがよく分かっていたようであります。一方、カーチス・ルメイ将軍は少しソビエトを過小評価していたということは言えるんです。実際に、ソビエトは、フルシチョフの目的はアメリカとの戦争ではなかったわけです。
○長谷川(和)政府委員 これからの心構えということでございますが、ソ連駐在にかかわらず、私たち外交官として、ただいま委員御指摘のとおり、任国にありましては日常の行動あるいは公務における行動におきましても常に慎重に行動しなければならない、そう思います。これを一つの他山の石としまして、今後とも慎重に行動をいたしたいと思います。
○政府委員(宮澤泰君) 北方領土問題の解決促進に関します衆参本会議の決議につきましては、二月二十六日、ソ連駐在の魚本大使からソ連外務省のフィリュービン外務次官に、その決議が行われました事実及びその内容を伝達したわけでございますが、その申し入れの内容は、この決議は直接的には日本政府に対するものであるが、このような決議が行われた事実及びその内容をソ連政府に通報するということが第一点。
○政府委員(高松敬治君) 先ほどのいわゆる外務省のスパイ事件というふうな事件がございまして、この事件の中身は、北鮮帰還協定に関してソ連駐在の中川大使及びジュネーブ駐在の青木大使から三木外務大臣に来た電報、そういうふうなものが外へ漏泄した、こういう事件でございます。事件の形から言いますと、今回の事件と非常によく似た形の事件でございます。
○稻村(隆)委員 それで、モンゴルとの国交樹立の問題は、その後中川駐ソ大使とソ連駐在のモンゴル大使との間の直接の話し合いに移っていっていることは、これは事実ですか。
したがって、外交官がモンゴルを訪問するということを非常に歓迎しておると私は見たのですが、この点については、接触を保つ上においては、モンゴル国家を、ソ連駐在の外交官でもけっこうだし、また、何らかの機会をつかんで、別に正式の派遣というのではなくて、何らかの機会を利用して外交官がそうした接触を保つ機会を、モンゴル国家から今度外務次官が来たように、こちらからもモンゴルを訪問するという御意思はおありかどうか。
このことはすでに外務省にソ連駐在の日本大使館から報告してあります。また木材のパルプ・プラントについては、向こう側より積極的な要望があったくらいでございました。現在のわが国は不況であり、鉄の生産は千万トンにも及ぶ過剰設備をかかえております。この際、前述のパイプライン等の契約に成功するならば、日本の不況は一挙に解決するでありましょう。
本日の新聞を見ますと、昨日、ソ連駐在の下田大使がソ連の覚え書きにに対する回答をソ連側にもたらしたようでございますが、その覚え書きの内容の重点だけちょっとお漏らし願えればと思います。
ソ連駐在の日本大使館の館員の旅行制限の問題につきましては、今その内容、事実等を正確に調査をいたしております。もしそれが明確になれば、同様な制限を日本に駐在しているソ連大使館員に対しても要求するのは当然だと私は考えております。
これらの促進につきましては、政府においては今後ソ連駐在のわが大使館に交渉を促進せられることと思いますけれども、それにいたしましても、これらの切々たる心情をくむにつけても、この際、その促進のためにも、事務的に明るい専門の係官を出先機関の大使館に駐在せしめまして、帰還促進の交渉に当らしめるところの御意思がないかどうか、外務大臣の御所信を承わっておきたいのであります。
この点についてこの関係官は、ソ連駐在の日本、大使が着任早々でまだ話ができていないということであったが、その後すでに何遍間かたっております。今回の交渉に引き続いてこちらで行われるか、あるいはすでにモスクワにおいて着手されておるか、この点について御答弁を承わりたいと思います。
○岸国務大臣 わが方のソ連駐在大使門脇大使も明日出発することになっております。門脇大使に対する私の方の訓令としても、大使館を設置すれば最も争い機会に第一に取り上げる問題として未帰還者の調査、これに対しては共同宣言においてもソ連側が協力することをはっきりさせておるのであるから、その問題をぜひ最初に取り上げてこれに着手するようにということを訓令してございます。
ソ連駐在のアメリカ大使ジヨージ・ケナン氏は、国民政府を批判して次のように言つておりますが、復読玩味すべき名評だと思います。「この政権を支えようと努めることほど馬鹿気た宿命的な誤りはない。」、従つてこの平和條約は同様に馬鹿気た宿命的な誤りを日本が犯すものと断言して憚かりません。 以上をもちまして私の反対討論を終ります。(拍手)
しかも正直なところ、ソ連の実体というものは、日本の優秀なる人々のソ連駐在による努力によつても、実はその程度にしかわからなかつた、こういわざるを得ないと思います。今度の場合でも、諸外国もおそらくソ連の実体を知るということについては興味があるのだと思いますが、アメリカ、イギリス等においてだれも行かないという話であります。