1992-12-08 第125回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
○渡辺(美)国務大臣 我々は旧ソ連邦支援ということを言っておりまして、極東だけでなくて、NISの独立国家等も新しく政治の改革、経済の開放をやるということで、我々と同じ価値観に基づいて独立しようというので世界的にそういう国をみんなでやろうというのですから、そういうところは見ないんだ、日本と利害関係が直接ある四島だけしか応援しない、こういうわけにもこれはいかないのですね。
○渡辺(美)国務大臣 我々は旧ソ連邦支援ということを言っておりまして、極東だけでなくて、NISの独立国家等も新しく政治の改革、経済の開放をやるということで、我々と同じ価値観に基づいて独立しようというので世界的にそういう国をみんなでやろうというのですから、そういうところは見ないんだ、日本と利害関係が直接ある四島だけしか応援しない、こういうわけにもこれはいかないのですね。
したがいまして、先般、ワシントンで開催されました対旧ソ連邦支援調整国際会議にも、我が国は積極的に参画いたしたところであります。
去る一月二十二日、二十三日には対ソ人道援助国際会議が開催されましたが、世界経済の混乱を避ける意味で、将来に向かって、我が国は、この会議での合意に沿うだけではなく、思い切った旧ソ連邦支援のプラン作成を提唱し、関係各国と協議を重ねていく土俵をつくってはどうかと考えますが、総理の見解を承りたい。
また、旧ソ連邦諸国に対する緊急の人道的必要に迅速、効果的に対応し、また内外政にわたる改革努力に対し適切な支援を行うという考え方に基づきまして、先般ワシントンで開かれました旧ソ連邦支援調整国際会議にも積極的に参加をいたしたような次第であります。また、この会議のその後の、第一回、第二回のいわゆるフォローアップにつきまして、我が国も開催する用意があることを表明したところでございます。
旧ソ連邦支援に対するお尋ねでございましたが、旧ソ連邦諸国の動向は、冷戦後の国際秩序の帰趨に重大な影響を及ぼすものであります。我が国は、これら諸国が内政、外交両面にわたって改革路線を推し進めることを強く期待をいたしております。そうして、そのような改革努力に対しては、各国とも協力して適切な支援を進めていかなければならないと思っております。