1954-05-06 第19回国会 衆議院 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第10号
それから、戦犯者の待遇でございますが、ソ連赤十字と接触いたしましたときに、引揚げ協定にソ連赤十字社側は戦犯者という字は使わなかつたのであります。日本人の俘虜であつて刑期に服しておる者ということを言いまして、最近の情勢によりますと、苛酷な犯罪人扱いはしていないものと見えまして、俘虜扱いにいたしております。従つて、服役者に対しては適当な給料を出しておる、こういうような状況でございます。
それから、戦犯者の待遇でございますが、ソ連赤十字と接触いたしましたときに、引揚げ協定にソ連赤十字社側は戦犯者という字は使わなかつたのであります。日本人の俘虜であつて刑期に服しておる者ということを言いまして、最近の情勢によりますと、苛酷な犯罪人扱いはしていないものと見えまして、俘虜扱いにいたしております。従つて、服役者に対しては適当な給料を出しておる、こういうような状況でございます。
現実にそういう方がございますし、われわれがその方にお会いしましたことも、ソ連赤十字社側もいろいろのことで知つたことだろうと思いますが、ソ連側として、実際にいるということを申しますれば、やはり数にも関係して参りますし、そういつたことで、今日のところは資料がないということになつておるのではないかと存じます。 それから、中共へ引渡された方々の名簿の件でございます。