1972-05-24 第68回国会 衆議院 外務委員会 第18号
さきにニクソン訪中あり、いままた訪ソの最中でありますが、いわばニクソン大統領は反共のチャンピオンとまでいわれた方でありまして、この方が中国を訪問し、あるいはアメリカ大統領として最初のソ連訪問者になろうとは、これはちょっと想像できなかったことでありますけれども、しかしいま申し上げたような脱イデオロギー、現実に即して世界の外交を運営するという見地に立つならば、今日のニクソン訪ソは当然のこととむしろ受け取
さきにニクソン訪中あり、いままた訪ソの最中でありますが、いわばニクソン大統領は反共のチャンピオンとまでいわれた方でありまして、この方が中国を訪問し、あるいはアメリカ大統領として最初のソ連訪問者になろうとは、これはちょっと想像できなかったことでありますけれども、しかしいま申し上げたような脱イデオロギー、現実に即して世界の外交を運営するという見地に立つならば、今日のニクソン訪ソは当然のこととむしろ受け取
なお、委員長から一言瀬島さんに申し上げておきますが、御希望の中で、ソ連訪問者はできるだけハバロフスクの抑留所に慰問するようにということ、まことに御同感でありますが、ただソ連の方でなかなか許可をいたさないのが実情でありまして、昨年の訪ソ議員団も、再三にわたってソ連当局に申し込んだにかかわらず、結局は社会党の数名の方しか行かれないような事情に追い込まれて、許可が非常におくれたということは、まことに遺憾でございますが