1990-04-24 第118回国会 衆議院 予算委員会 第15号
○冬柴委員 六十三年版の白書四十ページでは、ソ連極東海上兵力は、今日では、「ソ連の全艦艇約三千八十隻約七百六十三万トンのうち、主要水上艦艇約百隻、潜水艦約百四十隻(うち原子力潜水艦約七十五隻)を含む約八百四十五隻約百九十万トンを擁するソ連海軍最大の太平洋艦隊が展開している。」こういうふうに六十三年は書かれています。
○冬柴委員 六十三年版の白書四十ページでは、ソ連極東海上兵力は、今日では、「ソ連の全艦艇約三千八十隻約七百六十三万トンのうち、主要水上艦艇約百隻、潜水艦約百四十隻(うち原子力潜水艦約七十五隻)を含む約八百四十五隻約百九十万トンを擁するソ連海軍最大の太平洋艦隊が展開している。」こういうふうに六十三年は書かれています。
海上兵力は、三隻のキエフ級空母のうち二隻、さらにキーロフ級原子力ミサイル巡洋艦が配備されておるなど、ソ連海軍最大の太平洋艦隊はその能力を一層向上させつつあります。また、航空兵力は、戦闘機の約八割が第三世代航空機によって占められ、最新型のスホーイ27戦闘機などが配備され始めているなど、引き続き近代化が進められております。さらに地上兵力の増強近代化も着々と進められております。
例えばこの地域では、現在、ソ連が就役させている三隻の空母のうち二隻が配備され、また最近、原子力ミサイル巡洋艦フルンゼ等の大型新鋭艦が次々に配備されるなど、ソ連海軍最大の太平洋艦隊はその能力を一層向上させております。 さらに、地上兵力及び航空兵力の増強、近代化も着々と進められているほか、中距離弾道ミサイルSS20及びバックファイア爆撃機もここ数年急速に増強されております。