1990-12-11 第120回国会 参議院 本会議 第2号
本年七月、私は、本院の梶原敬義、岩本久人両議員とともにハバロフスクのソ連極東軍管区司令部を訪れ、ビクトル・ノボジロフ司令官やマルティニュク太平洋艦隊副司令官と会談する機会を得ました。 その際、ノボジロフ司令官は、極東軍の兵力は約十五万人であったが、昨年二万人を、ことし一万五千人を削減した、戦車は二個師団置いているが、サハリンや千島列島には一台も配置していないと語っております。
本年七月、私は、本院の梶原敬義、岩本久人両議員とともにハバロフスクのソ連極東軍管区司令部を訪れ、ビクトル・ノボジロフ司令官やマルティニュク太平洋艦隊副司令官と会談する機会を得ました。 その際、ノボジロフ司令官は、極東軍の兵力は約十五万人であったが、昨年二万人を、ことし一万五千人を削減した、戦車は二個師団置いているが、サハリンや千島列島には一台も配置していないと語っております。
すなわち「日本に向き合うソ連極東軍管区においては、ソ連の軍事能力は、引き続き防衛に必要とされるものをはるかに超えているように見える。」「少なくとも短期的には、特にソ連の海・空軍の近代化計画は、北東アジアにおける我々の利益、同盟国、戦力に対する脅威の継続を確実にしている。」このように明言いたしております。また、チェイニー国防長官の発言等もございます。