1991-04-23 第120回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
これに対して我が国は、これまでこのソ連提案の撤回というのを求めてきたと私は理解しておりました。ところが、近藤農水大臣は、十六日に、このソ連側の提案を受け入れるということを明らかにしたと報道されているわけですが、これは今までの方針というのを大きく変えるものではないかと思いますが、いかがでしょうか。
これに対して我が国は、これまでこのソ連提案の撤回というのを求めてきたと私は理解しておりました。ところが、近藤農水大臣は、十六日に、このソ連側の提案を受け入れるということを明らかにしたと報道されているわけですが、これは今までの方針というのを大きく変えるものではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○岡田(利)委員 ある報道によれば、その際外務大臣に米側の意向として、第一は経済協力はソ連軍事産業の民需への転換を促進するような形になるようにやってもらいたいということ、第二は多国間協議による新たな安全保障の枠組みづくりなどを目指しているソ連提案にはこたえてはならないということ、いわゆる軍事バランスの変更をしてはならぬということですね、第三番目は北方領土返還交渉で四島の非武装化返還は条件として協議の
まず、このイラクのいわゆるソ連和平案を同意する、受諾するという話の中には、決議六百六十一号の経済制裁、それから六百六十二号のクウェートの併合の無効、あるいはまた六百七十四の損害賠償にかかわるような事項といったような決議は、すべてこれが無効になるというようなことが含まれておりまして、この安保理決議が完全実施できないということ等も私どもはまことに残念に思い、このソ連提案というもの、ソ連の和平案というものが
ドイツのビルト紙、これについては、最初ソ連の副報道官のグレゴリエフ氏は大筋でそんなものだと言ったようでありますし、その後イグナチェンコ大統領報道官は、これは必ずしもソ連提案と一緒ではないというような発言もいたしておるわけでございます。また、海外各紙、いろいろな報道をなされておりますけれども、外務省としてはソ連の和平提案の中身についてどの程度把握をされているのか、伺いたいと思います。
それから米国でございますけれども、米国はそのソ連提案の中身が必ずしもその平和的解決のために十分なものではないという感触を公にしておりますけれども、同時にソ連からのこの内容についての通報を感謝する、それからソ連のその動きをいわば慎重に見守るという立場を現在とっておると承知をいたしております。
○渡辺(允)政府委員 まず、いわゆるソ連提案なるものにつきましては、けさほどから大臣も何回か御答弁でございますけれども、私ども、複数の国との意見交換を通じましてその基本的な内容を承知しておるところでございます。
もう一つは、全道の漁協組合長会議がございましたときに、サケ・マス沖取り禁止を主張するソ連提案撤回ということも強く主張されておりました。それからまた資源管理型漁業を志向した北海道の漁業の再構築、こういうことも大きな旗印として訴えられておったのであります。
それと同時に、私はやはりこれは戦略核の削減交渉、ジュネーブの軍備管理交渉、そういうものとやはり関連づけて考える必要があろうかと思うわけでございますので、今回のソ連提案を契機に、米ソ間の軍備管理交渉、軍縮交渉においてINF交渉を初めとして具体的な進展が見られることを強く期待しておる次第でございます。
現在のところ日ソ間の一番大きな争点は、何と申しましてもソ連二百海里水域における我が国漁船に新しくいろいろ厳しい操業規制を課そうというソ連提案をめぐってであります。
これに対しましてアメリカは、やはり米ソ首脳会談を控えましてソ連提案の諸要素を十分に勘案いたしまして、迅速にアメリカ案を提示したわけでございます。このようにアメリカは、米ソ首脳会談を実のあるものにするということで、積極的に努力したというふうに我々は非常に評価しているわけでございます。
このソ連提案についての評価はいろいろあって、この化学兵器の禁止というのは、もちろん単に廃棄だけではなくて、開発、生産、貯蔵というふうな問題もあるわけですから、大したことはないという、非常に部分的な提案だという評価もあるんですけれども、私はやっぱりこれはチェルネンコ政権の最初の軍縮問題についてのサインではないかというふうに重視しているわけなんですけれども、この点は外務省どういうふうにお考えですか。
次に、ソ連提案のごとき条約についてでありますが、これは実効性があるのか、慎重に検討しなければならないと考えており、現在ジュネーブ軍縮委員会において、非核兵器国に対する国際的な保障につき検討が行われているので、わが国としては、これが促進に寄与してまいる所存でございます。
日本は極東地域での信頼強化措置を呼びかけたソ連提案にこたえようとせず、逆に軍拡、緊張激化の道を歩もうとしている」と厳しい調子で語った。」そしてまた、モスクワに日本の国会議員が行って、そこで佐々木民社党委員長との会談をしたポノマリョフ・ソ連共産党政治局員候補兼書記は、鈴木政権を日本の歴代内閣の中でも最も反ソ的であると評しておられた、こういうふうに言っておられるわけでございます。
○政府委員(賀陽治憲君) 大臣の御答弁ですでに尽きておりますので、特に申し上げることもないわけでございますが、わが国が反対いたしました四つの決議、そのうち主なもの二つについてやや繰り返しになりまするけれども申し上げますると、核不配備に対する決議というのがソ連提案で出ております。
ソ連提案の問題は、最終的には中川農林大臣とイシコフ漁業相との会談でしか決着を見ないと私は思いますが、どこまでソ連の譲歩をかち取れるか、また今後の交渉の最大の焦点と思われるいわゆる対ソ交渉の基本方針というものについても伺っておきたい。
○瀬野委員 水産庁がソ連提案によるところの新たな禁漁区と操業期間をもとに一応の試算をした結果を伺ってみましたが、それによりますと、三万五千五百トンの枠さえも大幅に下回る二万トンの漁獲しか達成できないというようなことが明らかになったようであります。
○大内分科員 日中問題を以上で終わりまして、最後に、ソ連提案の善隣協力条約についてお伺いをしたいと思うのであります。 このソ連の善隣協力条約締結に関する呼びかけというのは、私の理解では、やはりソ連としては相当計算しているのではないか。たとえば、一月に園田外相が訪ソをされた際に条約草案を渡された。そして二月二十二日には、ポリャンスキー大使がブレジネフ親書を福田総理に渡した。
それに近いような案をまたつくりまして出したのでございますが、それも採用にならなくて、ソ連提案に若干の修正を施すというふうな方向に進みつつあるということでございまして、ソ連提案に日本として最小限度これならばのめるというぎりぎりの案をつくっておるところでございまして、根本は、現在のところソ連の提案を土台といたしまして、それに当方から最小限度の修正なり付属文書なりというものによりまして解決を図ろうと、こういう
○政府委員(大川美雄君) 大臣がいま御説明申し上げたとおりでございますが、国連総会の第一委員会で現にこのソ連提案について審議が始まっております。
その文字を図に解釈いたします際に、水産庁のほうでソ連案と違うように解釈いたしまして、三十一日の発表がそうなったわけでございますけれども、ソ連提案の図そのものも入りまして、それを一日に水産庁であらためて発表し直したというのが事実でございます。
○内村(良)政府委員 まず第一に、ソ連提案の発表の性格でございますが、従来日ソ交渉始まって以来、提案がございますと、新聞記者団等の要請もございまして、ソ連提案について発表してきたという歴史がございます。したがいまして、今回の交渉のときも、わがほうの代表団からソ連提案について発表したわけでございまして、日ソ両国合意の上で発表している性質のものではございません。
それから一方、中東問題は、これまたなかなか日本としても注意を怠ることはできないわけでございまして、ソ連も一つの提案を最近にもやっているようでございますけれども、一つの打開の方向に向ける過程としての努力のあとは、ソ連提案にもかなり見とれますので、その点はけっこうだと思いますけれども、はたして終極的に、大きなイスラエル、アラブ問の紛争、これは従来からの基本的な対立かと思いますけれども、そういうところが数歩前進
それで、時間もあれですから第二の問題に移りますが、第二の問題は、核拡散防止の条約の問題で、先般下田さんの発言を中心にしていろいろ統一解釈などが出まして、委員会でも問題になったのですが、その大もとをなしますソ連提案の核拡散防止に関しますこれの骨子というものは、核を持っている国は核を持たない国に対しては使用しないことを誓約するというようなこと、あるいは攻撃されないうちから自分が使用することはないのだ、最初