1956-11-24 第25回国会 衆議院 日ソ共同宣言等特別委員会 第6号
○臼井委員 私は、きわめて限られた時間でございますので、ソ連抑留同胞の引き揚げ問題にのみ集約してお伺いいたしたいと存じます。本問題に関しましてもすでに各委員から御質問がありましたので、できるだけ重複を避けてお伺いいたしますが、ただ多少細部にわたることをお許しいただきたいと存じます。
○臼井委員 私は、きわめて限られた時間でございますので、ソ連抑留同胞の引き揚げ問題にのみ集約してお伺いいたしたいと存じます。本問題に関しましてもすでに各委員から御質問がありましたので、できるだけ重複を避けてお伺いいたしますが、ただ多少細部にわたることをお許しいただきたいと存じます。
一、ソ連抑留同胞の引揚問題は他の如何なる案件にも先じて優先的に解決さるべきである。 一、交渉妥結に際しては、左の点が必ず確実に解決されるべきである。 1マリク名簿に記載されざるものをも含む生存抑留同胞全員について、その即時送還に関する具体的とりきめが行われること。 2多数の消息不明者の究明のために両国合同調査委員会の設置など、その具体策がとり決められること。
○臼井委員長代理 ちょっと皆さんにお願い申し上げますが、実は、法眼さんが明日お立ちになるので、時間が非常に差し迫っておりますので、雇用の問題につきましては後に回しまして、一つ先にソ連抑留同胞の問題につきまして審議を進めたいと存じますので、さよう御了承をいただきたいと存じます。 —————————————
次に、ソ連抑留同胞の事情につきましては、現在ハバロフスク収容所に千三百二十一名残留されており、またマリク・島津名簿に記載されていない者が約二百名程度いるようであります。イワノボ収容所における待遇と比べて、相当に苦しい生活を続けておるので、引揚者は、異口同音に、抑留者全員を早急に帰国させるため日ソ交渉の進展を強く要望されておりました。
一、ソ連抑留同胞の引揚問題は他の如何なる案件にも先じて優先的に解決さるべきである。 一、交渉妥結に際しては、左の点が必ず確実に解決されるべきである。 1.マリク名簿に記載されざるものをも含む生存抑留同胞全員について、その即時送還に関する具体的とりきめが行われること。 2.多数の消息不明者の究明のために両国合同調査委員会の設置など、その具体策がとり決められること。
ついてはこの際ソ連抑留同胞の全員釈放についてこの上とも御尽力を懇願申し上げます。なお留守家族代表の訪ソ陳情慰問については一層の御配慮を願い上げます。 昭和三十一年五月十日以上であります。これを委員会の決定として、外務省を通じて、河野代表に打電することに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
ほんとうに政府でソ連抑留同胞の引き揚げを真剣に考えているならば、この問題と真剣に取っ組んで解決しようとする腹があるならば、もう少し内閣全体として、あるいは留守家族の行政担当の所管大臣として、もう少し新しい方法等が考えられてしかるべきじゃないかと、こう思うんです。大臣の答弁をわれわれがそのまま受け取るとするならば、何も解決のめどはありませんとはっきり申した方がいいんです。
次に、ソ連抑留同胞の残留地の変動について申し上げますが、今回の帰国者から得た情報に基きまして、舞鶴の援護局当局より私どもに発表されましたところによりますと、抑留同胞は、従来モスクワ以東各地に分散しておりました収容所から、逐次モスクワ周辺とハバロフズクに移送集結され、この一月から三月の間にその大体の区分けが終り、中間の地区にはほとんど残留者はないと認められるのでありまして、タイセットからは、従来七十三名残留
) 第五三 東京都府中市の財政措置に関する請願(二件)(委員長報告) 第五四 入湯税等軽減に関する請願(委員長報告) 第五五 ソ連地域の抑留同胞救出に関する請願(委員長報告) 第五六 ソ連外各地域の抑留同胞救出等に関する請願(三件)(委員長報告) 第五七 ソ連、中共地域の抑留同胞救出等に関する請願(委員長報告) 第五八 ソ連地域の抑留同胞救出等に関する請願(委員長報告) 第五九 ソ連抑留同胞
(引揚援護局引 揚課長) 坂元貞一郎君 厚生事務官 田島 俊康君 建設事務官 (住宅局住宅企 画課長) 南部 哲也君 日本国有鉄道参 事 (営業局旅客課 長) 久山 富治君 ――――――――――――― 七月二十五日 ソ連抑留同胞引揚促進
○高岡委員長 日程第一四、第一七ないし第二〇、ソ連抑留同胞引揚促進に関する請願は、同趣旨でありますので、一括して審査をいたします。 紹介議員の御出席がありませんので、私より説明いたします。
————————————— 七月十九日 ソ連抑留同胞引揚促進に関する請願(坂田道太 君紹介)(第四三一六号) ソ連抑留同胞引揚促進に関する請願(草野一郎 平君紹介)(第四三四五号) 同月二十二日 ソ連抑留同胞引揚促進に関する請願(平田ヒデ 君紹介)(第四四五八号) の審査を本委員会に付託された。
――――――――――――― 七月七日 海外抑留同胞の帰還促進に関する陳情書 (第三一八号) ソ連抑留同胞引揚促進に関する陳情書 (第三四五号) を本委員会に送付された。 ――――――――――――― 本日の会議に付した案件 ビルマ地域における戦没者の遺骨収集に関する 件 ―――――――――――――
――――――――――――― 五月二十七日 在外未帰還同胞の帰還促進に関する請願(菅太 郎君紹介)(第一〇六七号) 同(山下春江君紹介)(第一一一七号) 在外未帰還同胞の帰還促進等に関する請願(平 田ヒデ君紹介)(第一一二三号) ソ連抑留同胞引揚促進に関する請願(田中伊三 次君紹介)(第一一二五号) 同月二十八日 在外未帰還同胞の帰還促進等に関する請願(助 川良平君紹介)(第一二五四号
○細川(隆)委員 ソ連抑留同胞六十万は敗戰以來すでに三年、酷寒その他の諸事情によつて、われわれの想像以上の困難と闘いつつあるのでございまして、遠くシベリヤの僻地より家郷を思い帰心矢のごとき明け暮れに骨身を削りつつあるのを思うとき、われわれは一刻の晏如も許さないものがあるのでございます。