1988-04-15 第112回国会 参議院 決算委員会 第2号
ところが五十一年に、ソ連側がそれまで長年にわたり確立されてきた身分証明書による渡航という慣行を無視しまして、墓参参加希望者に有効な旅券の携行とソ連入国査証の取得を要求してきたことから中止のやむなきに至った次第でございます。
ところが五十一年に、ソ連側がそれまで長年にわたり確立されてきた身分証明書による渡航という慣行を無視しまして、墓参参加希望者に有効な旅券の携行とソ連入国査証の取得を要求してきたことから中止のやむなきに至った次第でございます。
つきましては、お伺いしたい結論は、高良女史のソ連入国後において、新聞報道等に関連する、あるいはそれ以上の何らかの情報を外務省の情報部において入手されておるかどうか。特にソ連抑留のわが同胞に対し、昨日の新聞報道のごとき福音は事実であるかどうか。かようなことについて、外務政務次官が御承知であれば、御答弁をこの際頂戴しておきたいと思うのであります。
○小川(半)委員 それでは今後たとえばだれかがソ連に入国したい場合、最初日本を出るときにはソ連入国のヴイザをとらずして日本を出て、そうして出先からソ連へ、高良女史と同様の道程をたどつて入国しても、これは一体いいのですか。高良女史のことが例になつて、そういう場合が今後ありつ得ると思うのです。政府においてさしつかえなければ私たちでもそうして行つてみたいと思いますが、これはいいのですか。