1986-05-16 第104回国会 衆議院 外務委員会 第14号
全部知っているのです、自分たちの国を放棄して、アメリカのために放棄させられていて、そして今さら国民をだまして日本の固有の領土だといってソ連へ交渉したところで、そんなものが力が入るか、ソ連に相手にされないよということを国民は知っているから、中曽根さん、もう時間が来ましたからやめますけれども、対ソ連交渉、領土の返還はあなたならばやり得る一番大きな仕事だから、これを成功させるためにも対ソ交渉の理論構成をきちっと
全部知っているのです、自分たちの国を放棄して、アメリカのために放棄させられていて、そして今さら国民をだまして日本の固有の領土だといってソ連へ交渉したところで、そんなものが力が入るか、ソ連に相手にされないよということを国民は知っているから、中曽根さん、もう時間が来ましたからやめますけれども、対ソ連交渉、領土の返還はあなたならばやり得る一番大きな仕事だから、これを成功させるためにも対ソ交渉の理論構成をきちっと
あるいは、現地を見るために対ソ連交渉をやったけれども、ソ連はここへ入っていくことを断ったとか、だからその近くの現地にいる出先機関を督励して、もっとそういう現状調査のために努力をしたとか、そういうようなことをひそかに期待をしているけれども、何にもそういうアクションが出てこないんだね。僕は非常に不満だ。その点は一体どうなんだ。
対ソ連交渉において確信を持って我々の主張を通すためには、これをやってもらわなければいけません。 結論として私申し上げますけれども、アメリカが日本の固有の領土を自分たちの戦略のためにソ連にやったというこの不当な国際条約は、これは認めるわけにはいきません。これは不当なる条約です。この不当な条約を国際条約上認めるということになれば、世界の正義はありません、国際上の正義はありません。
○川村清一君 ただいまの総理府副長官の御答弁は、その日を設けることによって国民の世論の統一、世論の高揚を図る、それをバックにして粘り強く平和的に折衝していくという御答弁でございますが、そこで、ソ連といろいろ返還要求、その実現のための交渉、この衝に当たられるのは外務大臣でございますが、外務大臣はこういう「北方領土の日」というものを制定したことによって対ソ連交渉、早期返還実現に向けてメリットがあると御判断
あなたの先輩だろう、法眼などというあれなんかも、やはり堂々とソ連交渉を行うべきだ、覇権反対の主張でどこに間違いがあるんだ、何もソ連の特定の国をわれわれは相手にしているわけじゃないんだ、堂々と交渉すべきであるという主張者も外務省の中にもちゃんといるんだ。それをやればいいじゃないですか。ましてや、あなたは何ですか。
以上でわかるように、アメリカはソ連交渉が困難であっても、この覇権条項にソ連を仲間入りさせるということに非常に熱意を示している。研究もしているということを明らかにしているのであります。どんなに困難であろうとも、それが人類の生存と安寧に関する正しい道であれば、人類の英知を信じて、その努力をするのが外交じゃありませんか。総理の所見と決意を、ここでひとつ伺っておきたいのであります。
客観的に見まして、わが日本社会党は積極中立、いずれの国とも仲よくし、いずれの国ともいわゆる敵対をしないという原則、この原則に立って私は質問するのでありますが、対ソ連交渉においては、どうも国交回復以来、領土問題に関しては終始圧力を受けっ放しのような感じなきにしもあらずであります。これ以上の圧力と言えば、私は軍事的圧力以外にはないのではないか、こういう意見も聞いておるのであります。
なおもう一つ、やはり来年のソ連交渉ということに思いをいたさなければなりませんが、その場合にわれわれとしては、今度も委員会の席を離れましていろいろ向うと交渉の過程におきましては、日本が四つの島で非常にたくさんの過剰人口を擁している、それらの働く場所としての海を、せっかくの公海自由の原則をある程度制約をしてまで、ソ連と共同して資源保護のためにという苦痛を忍ぶ以上は、君らの方も日本の働く人の職場の狭まるような