1973-07-03 第71回国会 衆議院 決算委員会 第20号
次の段階は、当然多年の懸案である日ソ講和条約の実現に向かって、やはり外交は政府間交渉で進めるわけでありますからして、一九七三年の外交課題は、日ソ講和条約を大きく実現を促進させるというところに政治の重大な課題があると思うのですよ。
次の段階は、当然多年の懸案である日ソ講和条約の実現に向かって、やはり外交は政府間交渉で進めるわけでありますからして、一九七三年の外交課題は、日ソ講和条約を大きく実現を促進させるというところに政治の重大な課題があると思うのですよ。
○芳賀委員 私の老婆心ですが、あまり延びると内閣改造なんかありますから、せっかく熱意を持って取り組んでいる坪川大臣が、歴史的な日ソ講和条約——特にあなたは純情居士ですから、北海道に行っても相当声涙下るようなあいさつ、約束をしてきていると思うのですよ。
○芳賀委員 あなたはただの国務大臣ではないのですから、田中首相が訪ソした場合には、当然日ソ講和条約の問題と、その前提としての北方領土返還の問題を当然双方の会談の際の主要な柱とすることはもう国民も承知しておるわけだから、その場合、北方領土返還の一番の事務担当者である総務長官が、そのために訪ソする総理の訪ソ日程の決定について全然参画しておらぬというのは、おかしいじゃないですか。
特にことしは、日ソ講和条約締結の年であるという国民的な期待もあるわけでございますからして、漁業条約が日ソ共同宣言とともに、一九五六年に鳩山総理大臣がモスクワに出向いて、そうして締結した経過もあるわけですからして、この点はことしは政府としても明確な方針を明らかにしてもらいたい。
第二点は、日ソ講和条約の実現については、政府としても外務大臣が先頭に立って努力しておると思うわけですが、その場合、当然北方領土の返還の問題を切り離した講和条約の締結はあり得ないと思うのです。一つは一九五六年に締結した日ソ共同宣言の第九項には、講和条約を締結する際には、歯舞、色丹の両島は返還する用意があるということが、これが宣言に明文化されておるわけです。
○山本伊三郎君(続) 日ソ講和条約の問題で……。
ところが、昨年は、御承知の通り、日米安全保障条約が国会でああいう状態になったときでもあるし、むしろ日ソ講和条約の問題よりも日本がアメリカとの間においてああいう中ソ敵視のような安全保障条約を締結しようとして国会で取り上げているような状態の中においては、これは、ソ連側においては、人道的な国際的な見地から見るとこの必要性を否定するものではないが、日本の現在の態度から見るとこういう近海の安全操業の話し合いに