1953-12-11 第19回国会 参議院 厚生委員会 第2号
去る七月下旬、大山郁夫教授がソ連モロトフ外相との会見の際、同外相が在ソ日本人戦犯の逆還は赤十字を通じて解決できるであろうと話したという報道がございました。私どもも従来引揚問題はジュネーブの赤十字国際委員会を通じまして、促進に努力をいたして参つた関係もありますので、同委員会とソ連赤十字の双方に対しまして、日本赤十字はいつでもこの問題解決に当る用意のある旨の電報を送り、回答を待つたのでございました。
去る七月下旬、大山郁夫教授がソ連モロトフ外相との会見の際、同外相が在ソ日本人戦犯の逆還は赤十字を通じて解決できるであろうと話したという報道がございました。私どもも従来引揚問題はジュネーブの赤十字国際委員会を通じまして、促進に努力をいたして参つた関係もありますので、同委員会とソ連赤十字の双方に対しまして、日本赤十字はいつでもこの問題解決に当る用意のある旨の電報を送り、回答を待つたのでございました。
去る七月下旬、大山郁夫教授がモロトラ外相と会見の際、同外相が在ソ日本人戦犯の送還は赤十字を通じて解決できるであろうと申されたとの報道がありました。私どもといたしましても、従来引揚げの問題はジユネーヴの赤十字国際委員会を通じて促進に努力いたして参つた関係がありますので、同委員会とソ連赤十字の双方に対し、本社がいつでもこの問題解決に当る用意のある旨の電報を送り、回答を待つたのであります。