1996-02-14 第136回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
私は、冷戦期の八〇年代から、中ソ国境地帯とウラジオストクのニカ所をいわば定点として同じところを何度も見るというようなフィールドワークを続けているわけであります一そのような分析的であるより実感的、体感的なものなんですが、感想を述べますと、例えば中ソ国境地帯に黒河、ヘイホーという町がございます。対岸がアムール州の州都ブラゴベシチェンスクというロシアの町であります。
私は、冷戦期の八〇年代から、中ソ国境地帯とウラジオストクのニカ所をいわば定点として同じところを何度も見るというようなフィールドワークを続けているわけであります一そのような分析的であるより実感的、体感的なものなんですが、感想を述べますと、例えば中ソ国境地帯に黒河、ヘイホーという町がございます。対岸がアムール州の州都ブラゴベシチェンスクというロシアの町であります。
中ソ国境地帯に展開されたソ連軍の存在、そして第二点は、ベトナムに対するソ連の支援、そういったことを中国側は非常に問題にしておりまして、それについての日に見える改善がなければ中ソ関係の基本的な良好な関係への回復というものはないということを中国側は言っております。第三点は、言うまでもなくアフガニスタンにおけるソ連軍の存在でございます。
したがいまして、一義的にこれが戦術核と申し上げるのは難しいわけでございますけれども、いわば常識的に短距離の核ミサイルを指して戦術核と言うということでございますと、既に先ほど委員から御指摘がございましたように、射程七十キロのフロッグ7、あるいは射程三百キロのSS1スカッドB、それから射程八百ないし九百キロメートルのSS12、この三種類がアジア地域、なかんずく中ソ国境地帯に配置されているというふうに我々
そこで、この北東アジアを全体として、あるいはまたそれを分けまして中ソ国境地帯、朝鮮半島、日本海方面、オホーツク海方面、その他幾つか考え得ると思いますが、そういう地区で、あるいは全体で、戦争や大事故が起こるのを防ぐ各種の措置を考案して、そうして関係諸国が話し合うことが大切であるかと思います。
○宮澤政府委員 過去約十年来ソ連の極東空軍、それから海軍、それからいわゆる極東陸軍でございますか、これは中ソ国境地帯が主でございますが、急速な勢いで増強されておるということは防衛庁等からもしばしば伺っておるわけでございます。
○伊藤顕道君 一つの例を申し上げますと、私も満洲におってよくその実態を承知しておりますが、あの満ソ国境地帯であの事変の当時に忠実に職務を守ってそのために戦没したという満鉄社員等が相当おったわけです。むしろ旧関東軍等は情報を知っておるので先に逃げてしまった、そういう事例をたくさん知っておるのです。