1981-09-08 第94回国会 衆議院 決算委員会 第17号
○新村委員 そうしますと、現状はソーダ産業についてはトン当たり六千九百円ぐらいでこの原料塩が供給されている、中小企業がほとんどであるしょうゆ用の原料塩については一万五千五百円、こういう実態でありますので、大臣、これは専売については大臣の所管ではないと思いますが、産業政策として、あるいはまた公平な行政の原則からして、これではちょっと理解しがたいと思うのですが、この問題についてひとつ御検討をいただきたいと
○新村委員 そうしますと、現状はソーダ産業についてはトン当たり六千九百円ぐらいでこの原料塩が供給されている、中小企業がほとんどであるしょうゆ用の原料塩については一万五千五百円、こういう実態でありますので、大臣、これは専売については大臣の所管ではないと思いますが、産業政策として、あるいはまた公平な行政の原則からして、これではちょっと理解しがたいと思うのですが、この問題についてひとつ御検討をいただきたいと
それを言い出すと切りがないから、一つだけ力石さんに伺っておきたいのですけれども、たとえば苛性ソーダ、ソーダ産業ですね、それからアルミニウりム、これは電力多消費産業という位置づけで余り評判がよくない。追い詰められている。ところが、いま関連産業を調べたら四十万人が飯を食っているのですよ、下請全部含めて。四十万といいますと、家族構成で百万近い日本の同胞が電力多消費産業で現にいま生きている。
○児玉説明員 わが国のソーダ産業というのは非常に歴史の古い産業でございますけれども、戦前は隔膜法の電解というものが主力でございます。戦後になりましてから、水銀法の電解というものが次第に普及をしてきたわけでございますけれども、これは水銀法によります製造技術というものが、公害の問題は別といたしますと、そのでき上がってまいります苛性ソーダにしても、あるいは塩素にいたしましても、非常に品質が優秀である。
特にソーダ塩のごときは、特別価格でソーダ産業を保護しようという立場から専売公社が払い下げておる。そういう原料塩については、特別価格までつけて安く払い下げている。こういう実例をあなた方大蔵省の内部においてやられている。ところが石油については、全然お考えになっていない。石油が高くなれば石炭を相当使うようになるだろう、こういう時代錯誤の考え方をあなた方は依然としてお持ちになっている。