1950-11-28 第9回国会 衆議院 水産委員会 第3号
輸入塩のソーダ工業向けに当てられます価格、これはトン当り三千円であります。それからこのほかの塩の値段でありますが、まず国内で生産される白塩の値段が、包装込めで一万七千九百五十円、輸入されました塩の粉砕されたものが一方五千三百円、それから輸入原塩のままで食料用に売ります場合の公社の売渡し価格が一万二千八百円、現行の販売価格としてはさようになつております。
輸入塩のソーダ工業向けに当てられます価格、これはトン当り三千円であります。それからこのほかの塩の値段でありますが、まず国内で生産される白塩の値段が、包装込めで一万七千九百五十円、輸入されました塩の粉砕されたものが一方五千三百円、それから輸入原塩のままで食料用に売ります場合の公社の売渡し価格が一万二千八百円、現行の販売価格としてはさようになつております。
然るに消費者價格はトン一万六千円、一般業務用塩は九千七百円でありますが、政府は外塩六千八百四十円とソーダ工業向けとの差額を消費者價格にぶつかけ、更にその不足分をカーバするため専賣公社へ三十七億円を支出しているのであります。これは即ち実質的な輸入の補給金であります。