1953-07-27 第16回国会 参議院 内閣委員会 第23号
○松永義雄君 サンフランシスコの講和会議のときに、ソヴイエト代表のグロムイコ氏が演説をしております中で、日本の陸軍の軍備は自己防衛にのみ供される、対空砲兵を含め総数十五万人の兵力を有する陸軍、それから七万五千トンの海軍、その他航空機を有する、こういうことを発言しておるのですが、今度のMSAとはどういう関係になるのですか。一体どういう腹でソヴイエトはそういうことを言うたのでしようか。
○松永義雄君 サンフランシスコの講和会議のときに、ソヴイエト代表のグロムイコ氏が演説をしております中で、日本の陸軍の軍備は自己防衛にのみ供される、対空砲兵を含め総数十五万人の兵力を有する陸軍、それから七万五千トンの海軍、その他航空機を有する、こういうことを発言しておるのですが、今度のMSAとはどういう関係になるのですか。一体どういう腹でソヴイエトはそういうことを言うたのでしようか。
そういう事情のもとにおきまして、アメリカの代表と、それから対日理事会のソヴイエト代表との間に協定が結ばれ、従つて、それの執行機関としての政府職員が乗つておつたというふうに了解されるわけであります。
又、ソヴイエト代表部の平和條約効力発地後における地位如何というお尋ねでありますが、これは当然対日理事会等はなくなることでもありましようし、又ソ連代表部はどうなるかということは、これは日本政府との間の交渉の内容をなすものでありますから、今日は答弁を差控えます。外交官の養成については御尤もであります。
○小澤参考人 まず第一に、タス通信が信用できないというふうに言われましたが、タス通信の中には、「ソヴイエト領土から日本人捕虜の送還を完了する期日に関し、さきに対日理事会のソヴイエト代表あてに問合せがあつたので、ソヴイエト同盟内閣会議の管轄下にある捕虜引揚げ事務局はこの際次の通り発表する必要があると認める。」というふうに書いてあります。
従つてもしも先ほどの小澤氏の発言あるいは私が先ほど述べた問題について言われるならば、これはわれわれ団体として、ソヴイエト代表部に対して意見を申し述べる、懇請するということでございます。
次がソヴイエト代表のアルチユニアンという人でありましたが、この人は、国連憲章の百七條、いわゆる第二次戰争のあとに起つた問題は国連において取上げないというところの一條があるのであります。この問題を持ち出しまして、ソヴイエトはこの問題に関しては一切関係しないということを申し出たのでありました。これは私どもも予期しておつたことでありまして、別に驚くには値しませんでした。
私の背中を睨んでソヴイエト代表が坐つておるのであります。
この間いろいろな提案がありまして、例えばまつ先にソヴイエト代表から出ました国民政府代表を認めないというような議長の裁定があつたのであります。この採決の結果は否決されまして、賛成が三、反対が八、その他賛成はソヴイエト、インド、ユーゴーというような内訳となつているのであります。その後議事日程に関する論争が続けられまして、ソヴイエトの方の提案は、中共の代表を国連の中国代表として承認する。
現在私共はソヴイエト代表部に陳情に参りまして、ソ連から帰つて来る連中は労働賃金の残りをソ同盟において貯金しておる。だからそれが剰つておるから、それを持つて帰れるものなら持つて帰りたいということを向うに懇請しておりますが、その際に彼等が例えば、従来通り千円を貯金の中から持つて来た場合に、これに対する措置を大蔵省として考えておるか。
ところがこの会議の一般討論におきまして、アメリカとソヴイエト代表の演説というものは、すぐ対立を示したのでありまして、その後連合にかけられました問題につきましては、バレスタイン問題でソヴイエトの反対がなかつただけで、あらゆる問題において米ソの対立ということが示されたのであります。
すなわち、昨年の十二月十九日の引揚げに關する連合國總司令部とソヴイエト代表との間の協定が成立いたしました際には、總司令部といたしましては、毎月三十六萬人ずつの引揚げを行うのに十分な船舶を提供する用意があるということを提案されたことが明らかにされておるのであります。