1963-03-08 第43回国会 参議院 オリンピック準備促進特別委員会 第5号
ソンディ氏の意見が強く他を動かしたとすれば、開催地の出身の東委員の意見というものも相当これは私は重んぜられるべき筋合いのものだと思うのですよ。その人が欠席をしたということは、これは私があの決定にあたって日本側として、日本側と言っては悪いかもしれませんが、東氏としてはなはだ無責任であったと思うのです。もしその問題が出ないであろうなんて思っていたら、私はこれほどひどい誤りはないと思う。
ソンディ氏の意見が強く他を動かしたとすれば、開催地の出身の東委員の意見というものも相当これは私は重んぜられるべき筋合いのものだと思うのですよ。その人が欠席をしたということは、これは私があの決定にあたって日本側として、日本側と言っては悪いかもしれませんが、東氏としてはなはだ無責任であったと思うのです。もしその問題が出ないであろうなんて思っていたら、私はこれほどひどい誤りはないと思う。
おそらく私の記憶では、アジアからインドのソンディ氏とそれから東氏とが出ることになっておった。そういうふうに聞いておった。それで東氏が欠席したということは、私はあの決定にかなり重大な影響を与えたのだろうと思います。御承知のように東氏はあの委員会に出なければならぬはずだ。東京オリンピックでインドネシアがどうなるかという問題があるときに、なぜ日本側の理事が欠席したかということなんです。
ところで、私が東委員から個人的に出発前に伺ったところでは、インドのソンディ氏がジャカルタ問題について、自分が受けた待遇を中心とした事件のレポートを作って、理事会に出されるための素案のようなものを送ってきておられたのじゃないかと思います。それはもう出発の直前でございました。
ただ、インドの代表として昨年ジャカルタの大会で、インドネシア側から相当ひどい待遇を受けましたインドのソンディ代表は、詳細の報告書を委員会に提出しておりまして、これは私も事前に読んでおったのであります。そういう報告のために、非常にIOCのメンバーに対する侮辱的なことをやったというような感情的な面もある程度作用していたのではないかと思うのであります。
第三の点は、やはり日本のとりました態度というものが、たとえばインドのソンディ氏なんかもあとに非常に不満だったような口ぶりのことが伝えられておりますが、そういうふうに日本側のとりました態度が他の国にいろんな影響を及ぼしたと思うのですが、それらの点について日本側として弁解される面もあると思うのでございますけれども、そういう点についてまた問題があろうかと思います。
この二十八日、二十九日の会合において、新聞にも出ておりまするから名前を引用してけっこうだと思うのでございますが、ソンディ、これはAGFの第一副会長でございます。インドの方でございます。この方が動議を出して、この第四回アジア大会の名前を変更すべし、単純なるエイシアン・ゲームズといったようなことの改名動議を出しました。私も日本側の委員の一員としてこれに賛同――セコンドした。
従って、私たちが着いたのは二十日ですが、二十一日に実行委員会があるというので、高島君が——僕は実行委員会に出る資格がありませんので、高島君が出るまでに、私も一緒になって、各方面の有力者、すなわちソンディとか、香港のサラスとか、あるいはフィリピンのアラスといった諸君に、何としてでもこれを合法化するようにしなければならぬ、それにはオープン競技にするということでなければならぬ、そこで両方の国に対して、間に
幸いにいたしまして、何とか東京オリンピック大会との関連においてはさしたる悪影響もなくて済むというようなことになれば、これもけっこうでありますが、なお一点私は気がかりになりますので申し上げておきたいと思いますが、アジア大会創設者の一人であるインドのソンディ長老、先ほども津島さんがその名前を出されたのでありますが、この人が、初め自分を支持してくれた人々にあとでは足を引っぱられたというような意味のことを語
○津島参考人 今の御質疑というか、御希望だったと思いますが、ソンディさんとは最終まで十分連絡しました。ソンディさんの意見にわれわれはむしろ聴従して、出発までわれわれは会っておるわけであります。何か記事で、今おっしゃったような記事がある、これは全然われわれの関するところではございませんから、その点は御懸念ないようにお願いいたしたいと存じます。
また先ほど六月のことを申し上げましたが、六月の会議でそういう問題が出て、実は私も驚いたのでありまして、少なくともつじつまを合わせると申しますか、それだけの措置はとらなければならぬというので、これは現在アジア競技連盟の副会長であり当時IOCの委員でありますソンディ氏が、これについてはとにかくつじつまが合うような措置は自分が講じるということを申しておりました。
私自身といたしましては、この拾収は現在アジア競技連盟の副会長であり、IOCの委員であるインドのソンディ氏が強く主張しておりますように、第四回のアジア競技大会という名称を抹殺して、そうしてそうでない大会であるということにしなければならぬと思うのであります。
そこで、そのときに特にインドのソンディ委員が心配をいたしまして、自分も何回もそれについてはジャカルタの組織委員会に注意を喚起して、そうして必要な手続をとるようにと言ってきたが、まだやっていないようだ、しかし、今のような時期的にはおくれておるが、なお最後にそういうふうな努力をやってみるというふうな発言をしたのを覚えておりますから、今回の大会が、前三回のものとはその点において非常に違っておるということは