2012-06-14 第180回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
しかしながら、二十一世紀に入りまして、日本も、この大量生産、大量消費、そして大量廃棄という文明を卒業して知性や感性を重視する情報文化社会への転換、あるいはハードパワー重視からソフトパワー重視の国づくりと、こういう時代的な背景の中で、さらに、三・一一以降、私も文部科学省におりましたときに創造的復興教育支援事業というのを立ち上げさせていただきまして、今はそのための社団法人も宮城教育大学の前学長の高橋先生
しかしながら、二十一世紀に入りまして、日本も、この大量生産、大量消費、そして大量廃棄という文明を卒業して知性や感性を重視する情報文化社会への転換、あるいはハードパワー重視からソフトパワー重視の国づくりと、こういう時代的な背景の中で、さらに、三・一一以降、私も文部科学省におりましたときに創造的復興教育支援事業というのを立ち上げさせていただきまして、今はそのための社団法人も宮城教育大学の前学長の高橋先生
第二は、二十一世紀日本の形をつくるのは今しかない、軍事ではなくソフトパワー重視の平和戦略、競争社会の中でのセーフティーネットと中堅層へのバックアップ、環境、人権、教育重視へのスタートは今しかないということであります。 第三は、成熟社会と言われながら、個人の心にも、家庭にも、社会にも、国家にも、いわば空洞が目立つということであります。
まさに大臣の言われるような心の時代であり、ソフトパワー重視の時代が展開されつつあると思います。あくまでも国際間の協調、調和を旨としつつ、平和のうちに文化、教育の力を基礎としていかなければならないと思います。 また、国づくりという場合の国という言葉を世界、地球という言葉で読みかえるべき時代に入っていると思うわけであります。