1985-04-18 第102回国会 参議院 商工委員会 第11号
ただ、そのUNIXというソフトをそのまま使っていくわけではございませんで、当然それは我々のプロジェクトに合ったように改善していくわけでございまして、私どもとしては、すべての技術について全部日本で賄っていくというようなことじゃなくて、むしろソフトウエアギャップというのは国際的な問題でございますので、非常に広く世界的な見地から一番いい方法でコンピューターソフトウエアの生産性の向上を図っていきたいということで
ただ、そのUNIXというソフトをそのまま使っていくわけではございませんで、当然それは我々のプロジェクトに合ったように改善していくわけでございまして、私どもとしては、すべての技術について全部日本で賄っていくというようなことじゃなくて、むしろソフトウエアギャップというのは国際的な問題でございますので、非常に広く世界的な見地から一番いい方法でコンピューターソフトウエアの生産性の向上を図っていきたいということで
したがって、この問題について、特許法のときも申し上げましたけれども、日本が中心になって、少し犠牲を払って世界のソフトウエアギャップを埋めていくんだということで、ODAみたいな考え方でやっぱり取り組む必要があるんじゃないかと思うんですね。
アメリカとのソフトウエアギャップを埋めるとするならば、日本のいわば技術で挑戦するというのも、これは決して狭量なナショナリズムというような意味でなしに、私は一つの考え方だし、一つの方法だと思うんでありますが、そういうことを含めて政府の評価、政府としてのお考え方を伺いたいと思います。
そしてまた、この先進国とのソフトウエアギャップと申しますのは、かつてはアメリカにはこういうソフトがある、日本にはこういうソフトがないというような量の議論から、現在は質の議論に移りつつございまして、ますますわれわれに要請されております技術的な課題は多くなっております。
ですから、答弁としてはおそらく日本のソフトウエアギャップというものを早く埋めるために努力するという答弁が返ってくるのだろうとは思いますけれども、しかし実際問題として、現実にそういったギャップがあるということで、アメリカで開発されたソフトウエアというものが日本で利用されてくる。
これは昨年も御審議をいただきまして、私どもいま一生懸命その実施をはかっております情報処理振興事業協会等に関する法律、あれでも十分御質疑等いただきましたように、今後ソフトウェアのギャップというものがどういう形でいつごろ埋まっていくかということが、私どもとしては最大の問題でございまして、このソフトウエアギャップの是正というものを、どの時点までに可能にするような方策を行ない得るか、この点が、いまお話しのように
そうして、こんなにヨーロッパとアメリカとの差ができたのは何であろうか、調べてみると、それは経営革新であり、コンピューターギャップであり、ソフトウエアギャップであったということにヨーロッパはがく然として、去年から大いにそれに力を入れ出す。しかも気のついたときには、すでにハードウエアについてはその七五%のマーケットはアメリカに握られておった、こういうことであります。
○赤澤政府委員 御指摘のように、ただいまIBMというおことばがございましたが、日米間におけるソフトウエアギャップというものが非常なものでございます。したがって、その程度のことで一体ソフトウエアという面でのギャップが埋まるか。端的に申し上げれば、なかなかそういうものは簡単には埋まらないとお答えするのが至当かと存じます。
私ども考えておりますのは、情報化社会がそういうふうになってまいりますにつきましても、とりあえず当面このソフトウエアギャップ等の面につきましては緊急を要する。そういった情報化社会全般の要請にこたえるような基本的理念を持ったいわば法体系というものができるにはまだ相当な時間がかかる。私ども努力はいたしますが、相当時間がかかります。
通常私ども、アメリカと比較いたしてみまして非常なソフトウエアギャップがある、こういうことを申しておりますが、一、二例を引いて数字で申し上げてみますと、たとえばコンピューターのコストに占めておりますハードウエアとソフトウエアの比率でございますが、アメリカではすでにこれは五〇対五〇というように、非常に高くソフトウエアの価格が入り込んでおります。
ソフトウエアギャップということばで私たちは本なんかで読むわけですけれども、この面の立ちおくれというものは各方面からみんな非常に指摘されるわけです。したがって私たちも、この情報産業社会を志向するにあたって、このソフトウエアの開発がいま一番急務ではなかろうかと思います。それで、いま現在このソフトウエアの開発の面についてはどれくらいの水準にあるのか。