2004-04-07 第159回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第5号
ところが、今までWTOを中心に進めてきたアメリカが、ゼーリック通商代表などは、もうWTOは国連と同じだ、意味のある話合いなんかできなくなった、だからFTAだと、こう言っているんですね。こうなってきますと、WTOはもう要らぬ、FTAだという考え方に近いわけで、そういう方向に行くのは明らかに間違いだろうと思うんです。
ところが、今までWTOを中心に進めてきたアメリカが、ゼーリック通商代表などは、もうWTOは国連と同じだ、意味のある話合いなんかできなくなった、だからFTAだと、こう言っているんですね。こうなってきますと、WTOはもう要らぬ、FTAだという考え方に近いわけで、そういう方向に行くのは明らかに間違いだろうと思うんです。
その後、私も、カンクンの閣僚会議、あるいはまた昨年十二月にはFAOの総会に参りまして、そこでも、あるいはまたそのときにも、途上国含めて七カ国の閣僚とも会談を行いまして、我が国の主張を、また、去る二月、ゼーリック通商代表が日本にお越しになりまして、日本の上限関税の問題、このことも強く申し上げ、我が国の考え方をいろいろなところで強く主張しておるわけでありますし、何としても我が国の主張が反映される結果となるよう
○国務大臣(亀井善之君) WTOの問題、国際交渉の問題、これは今日までも我が国の主張と、このことを強く私は主張し、いろいろの関係者に先般も、先ほども申し上げましたが、ゼーリック通商代表に強く我が国の立場を主張し、さらには、今、木下農水審議官始め事務当局もWTOの会議に行っておりまして、そしてあらゆる機会にバイ会談、そしてさらにはG10と、我が国と考え方を共有する国々との緊密な連携をしっかり持って対応
そういう面で、実はこのWTO農業交渉につきましては、今年の二月、米国のゼーリック通商代表がお見えになりまして、私お目に掛かりまして、やはりそのときにも我が国の一番の問題と、これはやはり食料の安全保障等、このような観点からも上限関税の是正、こういうことがなされなければならないと、こういうことを強く申し入れたわけでもございます。
先般来、ベネマン農務長官と電話で、あるいはゼーリック通商代表と、そのほかお見えになったりしてもおります。しかし、そのときにも私は、この安全、安心と併せて、今委員御指摘いただきましたが、プルシナー教授の見解と。
アメリカとの関係につきましては、ベネマン農務長官、あるいはゼーリック通商代表、そして最近、三月十五日にボーカス上院議員がお越しになりまして、私は会談をいたしました。
○亀井国務大臣 その前に、実は、私、先月ゼーリック通商代表と会いましたときに、日本にお越しになって会ったときにも、日本の文芸春秋が、これは月刊誌の方で、アメリカのプルシナーというノーベル賞受賞者がこのBSEの問題につきましていろいろおっしゃっていることを、私は彼に、こういう日本の代表的な月刊誌にこういう記事をアメリカの方がお書きになっておる、お読みになっておるのか、ぜひこれをひとつよく読んで対応していただきたい
ベネマン農務長官あるいはゼーリック通商代表、また昨日はボーカス上院議員が私のところにお見えになりまして、私は昨日はこの上院議員から、我が国の科学的な知見と申しますか、国際基準でどうだとか、こういろいろなことをおっしゃいますけれども、私は、我が国がBSEの発生の問題、このときのことを十分考えなければならないと。
私は、かねがね申し上げておりますとおり、ベネマン農務長官あるいはゼーリック通商代表と、ベネマン長官とは電話、あるいはゼーリック通商代表とは直接お目に掛かってお話もいたしました。それは、我が国でやっておりますいわゆる屠畜場におきます全頭検査、そしてさらに特定危険部位の除去、このことを繰り返し申し上げておるわけであります。
本年一月十一日に米国のゼーリック通商代表がWTO加盟百四十八か国に対しまして交渉再開に向けた書簡を送るなど、積極的な行動を起こしております。この三月二十二日からジュネーブでWTO農業委員会特別会合が開催されますし、さらには本年七月から八月にかけてWTO交渉の山場を迎えるとの指摘もあります。
一つは、WTO農業交渉の打開に向けて、大臣が今までどおり農産物の上限関税の撤廃をゼーリック通商代表にしっかりと言ったよという報道があって、ある新聞では、米などの一部品目を除外して、そういうことを条件にしながら、上限関税のある種容認するような発言をしたのではないかという報道も一部ある。
○亀井国務大臣 委員今御指摘のとおり、二月の十一日にゼーリック通商代表が日本にお越しになりまして、委員も御一緒いたしましたか、メキシコ・カンクンでのあのような状況、そういうことで、ゼーリック通商代表も、本年一年を失われた一年にしたくない、こういうことで、日本を皮切りに各国を回る、こういうようなことで日本にお越しになったわけであります。
この一月二十三日に、ダボスにおけるダボス会議で各国の担当大臣が非公式に議論をしておりますが、アメリカのゼーリック通商代表の書簡というのが出ていまして、これはどうも会議としてはおおむね前向きに受け止められているというふうに聞いておりますが、これでは、いわゆる我々が主張してきた日本提案というのの実現は私はできないと、こう思っております。
今委員御指摘の、私は七月十日から十三日にかけまして米国及びカナダに参りまして、米国のベネマン農務長官、あるいはゼーリック通商代表、そしてカナダではバンクリフ農業・農産食料大臣とお会いをいたしました。
○亀井国務大臣 今委員御指摘のように、私も先般、ゼーリック通商代表あるいはベネマン農務長官といろいろ話をしてまいりました。そういう中でも我が国の主張をしてきたわけであります。 今お話しのような支持価格の問題と目標価格に対するその輸出補助の問題等々、アメリカの新農業保護法、こういうものを見ますときに、やはり非常にそういう面で不公平なものを感ずるわけであります。
いろいろのことにつきまして我が国の状況、このことはベネマン長官にもあるいはゼーリック通商代表にも申し上げたわけでもあります。
したがって、年初めにアメリカ、カナダ、特にゼーリック通商代表と話し合いまして、そして非公式会合と、こう参りました。 そういう中にありまして、先ほど市川委員がお話しされましたように、世界の趨勢というものを我々は考えて、日本の国益ということを考えたときに、日本だけの利益を考えるのではなくて、世界の食糧という問題をしっかり踏まえながら主張していかなきゃならぬと思っております。
日本には自由化せいとあれだけ言ってきているアメリカのゼーリック通商代表、これがどういうことを言っているかというと、米国は、ほかの国々と協力して、市場のさらなる開放に向け、新たなルールづくりの交渉を進めているときも、WTOの確立されたルール内であれば、その国益は十分に守るつもりである、ルール内で。ルールを全部駆使して、それぞれの国益を守るんだ、アメリカはやるんだ、こう言っているんですよ。
私は、閣僚会議自体に出席するとともに、WTOのムーア事務局長、農業分野の調整役であるシンガポールのヨー貿易産業大臣、米国のベネマン農務長官、ゼーリック通商代表、EUのフィッシュラー農業・漁業委員など世界各国の農林水産行政の責任者と直接議論を行い、文字どおり昼夜の別なく真剣な話し合いができたと考えております。
また、ライス大統領補佐官及びゼーリック通商代表とそれぞれ安全保障問題や経済問題を議論いたしました。ブッシュ大統領からは、小泉内閣総理大臣の訪米を楽しみにしている、その際、安保、経済、京都議定書等、幅広い問題につき話し合いをしたいとの発言がございました。
米国に関しましては、ゼーリック通商代表はWTOを重視する姿勢でありまして、これも新ラウンド立ち上げに好影響を与えると、このように期待しております。