1994-06-07 第129回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
それでもなおかついろいろ依然として受注機会の配分あるいは受注機会の確保と誤解を招くようなものもございまして、これをどうするかということは大問題であったわけでございますが、御案内のとおり、去年十二月に一連のゼネコン不祥事を契機として中央建設業審議会でいろいろな角度から御議論をいただいたわけでございますけれども、そこで幾つかの改善策を提示していただいた。
それでもなおかついろいろ依然として受注機会の配分あるいは受注機会の確保と誤解を招くようなものもございまして、これをどうするかということは大問題であったわけでございますが、御案内のとおり、去年十二月に一連のゼネコン不祥事を契機として中央建設業審議会でいろいろな角度から御議論をいただいたわけでございますけれども、そこで幾つかの改善策を提示していただいた。
その主な原因は、地方公共団体の予算措置のおくれなどによって執行が延び延びとなっておること、並びに景気刺激効果の小さい小規模事業が中心になっていることであり、最近では、いわゆるゼネコン不祥事の影響が大きくこれに出てきているように見受けられます。こうしたことを反映いたしまして、鉄鋼業の例で申し上げますと、建設部門向けの受注は一昨年の八月以来二年以上もマイナスが続いておるという状況になっております。