2009-03-24 第171回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
これは、委員御指摘のように、非食用、稲わら等のソフトセルロース系原料を用いたバイオエタノール生産の実証、そして林地残材、残りの材と書きます林地残材や間伐材等のハードセルロース系原料を用いたバイオエタノール製造システムの開発、これに取り組んでおるところでございます。平成二十年度からそうなっております。
これは、委員御指摘のように、非食用、稲わら等のソフトセルロース系原料を用いたバイオエタノール生産の実証、そして林地残材、残りの材と書きます林地残材や間伐材等のハードセルロース系原料を用いたバイオエタノール製造システムの開発、これに取り組んでおるところでございます。平成二十年度からそうなっております。
当省といたしましては、当面はエタノールの製造技術が実用段階にあります糖質あるいはでん粉質の原料を利用しまして実証的な取組を進め、中長期的には食料や飼料の需給に影響のない稲わらですとか間伐材等のセルロース系原料あるいは資源作物、こういうことを利用することを基本といたしまして施策を進めていくという考えでございます。
農林水産省では、平成二十年度から新たに、ソフトセルロース利活用技術確立事業によりまして、稲わら等のソフトセルロース系原料を用いたバイオエタノール生産の実証、もう一つ、森林資源活用型ニュービジネス創造対策事業によりまして、林地残材や間伐材等の未利用森林資源から、バイオ燃料等のエネルギー利用やマテリアル利用に向けた製造システムの構築に取り組むこととしております。
まず、先日のこの委員会で、今日ちょっとおりませんが、高橋委員と大変傾聴に値するやり取りがあったと思いますが、そのときに、日本型バイオ燃料生産拡大対策という言葉を大臣出されまして、寡聞にして私は余り聞いていなかったので、この表現は若林大臣オリジナルじゃないかなと思うんですが、その中で、食料と競合しない形のセルロース系原料を活用していきたいという御答弁がございました。
このため、昨日ですが成立いたしました農林漁業バイオ燃料法に基づいて定めます基本方針の中では、当面は実用段階にございます糖質あるいはでん粉質の原料を利用することになりますが、この場合にありましても、食料や飼料の用途には供されない糖みつなどの副産物や規格外の農産物を利用することとしまして、中長期的には食料や飼料の需給に影響のない稲わら、間伐材などのセルロース系原料や耕作放棄地などを活用して作付けられた資源作物
この計画におきましては、例えば二〇一五年をめどにセルロース系原料からエタノールを大量かつ商業ベースに乗るコストで生産できる、こういった技術革新の実現を目指してございます。こういった計画に基づきまして開発を進め、関係省と連携を取りながらセルロース系バイオ燃料の利用推進に取り組んでまいりたいと考えてございます。
また、二十年度から新たに稲わらなどのソフトセルロース系原料を用いたバイオ燃料の効率的な製造技術の確立を図るソフトセルロース利活用技術確立事業に三十二億円、林地残材や間伐材などの未利用資源からバイオ燃料などのエネルギー利用、マテリアル利用に向けた製造システムの構築を行う森林資源活用型ニュービジネス創造対策事業に十二億円を計上さしていただいているところであります。
セルロース系のバイオ燃料の取組につきましては、関係府省によって構成されるバイオマス・ニッポン総合戦略推進会議というところで、昨年の二月に食料とか飼料生産への影響の少ない建設廃材などのセルロース系原料などから製造することが重要という方針を決めました。
また、稲わらなどの原料を効率的に収集するシステムやセルロース系原料の低コスト燃料化技術の開発、実証など、民間企業等による取組に対する支援を実施することとしているところでございます。
これらの研究開発を通じまして、間伐材あるいは稲わらなどのセルロース系原料からの大幅なバイオ燃料生産拡大に向けた実用化技術を確立してまいりたいと、このように考えております。
特に、再三申し上げますが、このセルロース系原料の効率いい糖化、ここを本当にどうやってやっていくのか。これがもうできれば、我が国の将来って本当に大きく変わるんじゃないかというふうに私は思っております。
このため、農林水産省におきましては、稲わらや間伐材といった食料と競合しないセルロース系原料を活用してバイオ燃料を生産する日本型バイオ燃料生産拡大対策を推進することとしており、各種事業を実施するとともに、対話集会の開催などによる情報発信を行っているところでございます。
お手元の資料では、六ページ目で、日本はバイオ燃料はセルロース系に特化をしていくというようなことを打ち出しておりますし、アメリカも、米国エネルギー法もセルロース系原料からやがて百六十億ガロンということは打ち出しております。 こうしたトウモロコシを中心としたバイオエタノールに力を入れるということが穀物価格の上昇を生んでいる。
このため、法律案に基づき定める基本方針の中で、当面はエタノール製造技術が実用段階に来ております糖質あるいはでん粉質の原料を利用いたしますが、この場合におきましても、食料や飼料の用途には供されない糖みつなどの副産物、あるいは規格外の農産物、こういったものを利用することとしてございますし、中長期的には、食料や飼料の需給に影響のない稲わら、間伐材などのセルロース系原料、それから耕作放棄地などを活用して作付
このような指摘も踏まえまして、昨年二月に国産バイオ燃料の大幅な生産拡大を図るための、その実現に向けた工程表を取りまとめたところでございますが、その工程表では、当面は規格外農産物などの安価な原料を用いまして、平成二十三年度に単年度で五万キロリットルの生産を目指しまして、中長期的には、食料供給と競合しない稲わらなどのセルロース系原料あるいは資源作物というものを新たに開発をいたしまして、それを活用して国産
また、食料自給率が三九%と低い我が国におきましては、中長期的には食料供給と競合しない稲わら、間伐材などのセルロース系原料を活用いたしまして国産バイオ燃料の大幅な生産拡大を図ることが重要であるというふうに考えておるところでございます。 続きまして、十ページをお願いいたします。食品産業の自主行動計画でございます。
そして、中長期的には、やはり、食料自給率が三九%と低い我が国でございますので、食料供給と競合しない稲わらなどのセルロース系原料あるいは資源作物を活用しまして国産バイオ燃料の大幅な生産拡大を図ることとしてございます。
今回取りまとめました次世代自動車・燃料イニシアティブにおきましては、木材等のセルロース系原料を用いてエタノールを製造する技術開発を推進することとしております。御指摘の実証事業はその先駆けとなるものとして重要であると考えております。 いずれにせよ、今後ともこの実証事業の着実な推進に努めてまいります。
それから、廃棄物につきましては、それを原料としますけれども、木質のセルロース系原料を使うということで、できるだけセルロース系のもの、あるいは、廃棄物として出てきてほかに使いようのないものからバイオ燃料をつくっていくということが必要だと考えておるところでございますし、私どもの予算をつぎ込んでみずから行うあるいは支援する事業も、そういったものに重点を置いてやっていきたいと思います。
もう一方、研究開発でございますが、稲わらや間伐材などのセルロース系原料、あるいは資源作物の導入に向けた研究開発を実施することにしておりまして、この費用として二十一億円を計上しているところでございます。 一方、税制でございますが、本年二月に総理に報告いたしました工程表におきまして、制度面等での課題といたしまして、税制措置を含めた多様な手法について検討するというふうにしておるところでございます。
その工程表におきましては、食料や飼料の供給と競合しない未利用の稲わら、間伐材などのセルロース系原料あるいは資源作物、これを原料として、国産バイオ燃料の大幅な生産拡大を実現することというふうにしてございます。
昨年末に公表しました次世代自動車燃料イニシアティブというのがありますけれども、これに基づきまして、セルロース系原料からのエタノール製造技術の開発を進めますとともに、バイオ燃料の利用につきまして、安心、安全、公正といった原則にのっとって、品質あるいは徴税公平性のための制度面の整備を進めてまいるというところでございます。全力でバイオエタノールを含む新エネルギーの推進に取り組んでいきます。
中でも、このバイオマスエネルギー、とりわけセルロース系原料からのバイオマスエネルギーの話がございましたが、こういったセルロース系のバイオエタノールというものは未利用資源の活用、あるいは食料、農業との競合、こういったところを回避するという観点から非常に重要であると思っております。