1987-05-26 第108回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
それで次のページに移りまして、最近セラミックス超電導という言葉がよく使われております。セラミックスというと瀬戸物ですから一般には絶縁体だというふうに思われる方が非常に多いわけでございますが、そのセラミックス、主に酸化物ですけれども、その一部に金属的な性質を示すセラミックスもあるわけでございまして、それが最近話題になっております高温超電導体の金属性のセラミックスで起きた現象なのであります。
それで次のページに移りまして、最近セラミックス超電導という言葉がよく使われております。セラミックスというと瀬戸物ですから一般には絶縁体だというふうに思われる方が非常に多いわけでございますが、そのセラミックス、主に酸化物ですけれども、その一部に金属的な性質を示すセラミックスもあるわけでございまして、それが最近話題になっております高温超電導体の金属性のセラミックスで起きた現象なのであります。
現在、セラミックス超電導で、IBMの発表ですと、十万アンペア・パー・スクエアセンチぐらいの値が出ておりまして、まだ開発初期の段階でこれほど大きな値が出始めたということはむしろ驚くべきことに値するのじゃないか。そういう意味で、今後いろいろ加工技術が進んでいくにつれて、私は百万アンペア程度は十分いくのじゃないか、そういうふうに思っております。