1970-04-02 第63回国会 参議院 大蔵委員会 第13号
そういたしました場合に、その額はスーパー・ゴールドトランシュと呼ばれるのでございます。日本がやはり国際収支上困難におちいった場合には、必要のあるときには直ちに無条件でその額を引き出せるわけでございます。これも、やはり外貨準備の中に私どもは入れているわけでございます。そういう意味で、IMFと外為会計との関係というものは、非常に密接な関係がある。
そういたしました場合に、その額はスーパー・ゴールドトランシュと呼ばれるのでございます。日本がやはり国際収支上困難におちいった場合には、必要のあるときには直ちに無条件でその額を引き出せるわけでございます。これも、やはり外貨準備の中に私どもは入れているわけでございます。そういう意味で、IMFと外為会計との関係というものは、非常に密接な関係がある。
○船後政府委員 スーパー・ゴールドトランシュになる場合は、原則的に日銀に買い取らせるということで運用する予定でございます。
そうしますと、そこに起こりますのはスーパー・ゴールドトランシュと呼ばれるものでございます。このゴールドトランシュもスーパー・ゴールドトランシュも、ともに必要なときにはすぐ外貨になりまして、私どもの手元に戻ってくる。もう少し言いかえてみますと、そういうふうに出資いたしましたその裏でできましたところのものは、外為の資産、資金の運用によって運用の対象となる。こういうものを持つことになるわけであります。
ところが最近は国際収支がよくなってまいりましたので、ことに去年、おととしあたりからいわゆる取引によるスーパー・ゴールドトランシュはふえてきたわけであります。これがかねがね問題はあったわけですけれども、こういう制度について根本的に異論はないかという再検討の必要に迫られたゆえんでございます。やはり状況の変化でございます。それから先ほど申し上げましたようにIMFとの取引全般が緊密になってまいりました。
なおこのゴールドトランシュ、これは四億八千三百万ドルでございますが、この中を二つに分けますとベーシック・ゴールドトランシュは一億八千百万ドル、スーパー・ゴールドトランシュは三億二百万ドルでございます。 なお、先ほど申しましたSDRの内訳でございますが、一億三千二百万ドルは配分を受けました額でございます。追加額は外国からしむけられた額でございます。
他方、スーパー・ゴールドトランシュにつきましては、債権国に対して一・五%の利息が与えられることになります。また、クレジットトランシュにつきましても、その流動性にはかなり制約が課せられることになるということです。
○政府委員(柏木雄介君) 昨年十二月末の二十億ドルの外貨準備のうち、金が三億三千万ドル、IMFゴールドトランシュ、このうちには普通のゴールドトランシュとスーパー・ゴールドトランシュを含めまして二億一千万ドル。それから証券、預金等の外貨が十四億六千万ドル、以上でございます。