2007-04-13 第166回国会 参議院 本会議 第16号
滞在中、スーダン人精神科医の行った現地調査に参加することができました。部族長に了解を取って、木の下などに二十人ほどが車座になり、質問票に従ってキャンプの生活の実情を語ってもらいました。身の安全、移動の自由がないこと、食料、水、医療、学校がないことなどが語られました。もちろん、この質問票ではICC、国際刑事裁判所については触れられてはいませんでした。 外務大臣に伺います。
滞在中、スーダン人精神科医の行った現地調査に参加することができました。部族長に了解を取って、木の下などに二十人ほどが車座になり、質問票に従ってキャンプの生活の実情を語ってもらいました。身の安全、移動の自由がないこと、食料、水、医療、学校がないことなどが語られました。もちろん、この質問票ではICC、国際刑事裁判所については触れられてはいませんでした。 外務大臣に伺います。
○遠山清彦君 難民については、私も報道を見ておりまして、例えばヨルダンに、イラク人というよりもアフリカ系の方でイラク領内にいた人がヨルダンの側に国境を超えて今回逃げてきたとか、イランでも同じように、スーダン人の避難民が来たとか、そういった報道がありますけれども、全体としては多くの大規模な難民流出が起こっているという状況ではないというふうに私も理解をしております。
例えばソマリア人とかスーダン人とか、いっぱい避難民のキャンプにいました。この人たちはどうなるかというと、国が内紛です。帰ろうにも帰る国がない。 さらにかわいそうなのはどういう人たちかというと、地図上国がない人たちがいらっしゃいますね。御存じのとおり、アッシリアとかエリトリアとか、こんな人たちが避難民として追い出されたけれども、結局帰れないままもうキャンプが長期化しているわけですよ。
そして、難民キャンプに行って私自身一番ショックを受けたのは何かといいましたら、ソマリア人とかスーダン人とか、それから国籍のない人たち、結局もとの国に帰すことができない人たちは、安定すればもとのところに戻すというのが本当なんですけれども、そうじゃなくて、第三国にどうしても行かざるを得ない人もいるわけです。
○説明員(角崎利夫君) UNDRO、国連の災害救済調整官事務所の発表によりますと、三月四日現在、ジョルダンにはソマリア、エジプト、スーダン人を中心といたしまして約千三百人、イランには約一万人、トルコには約三千七百人、シリアには約六百人の避難民が滞留しておるということでございます。
現在、避難民については、スーダン人、ベトナム人等を中心にしながら、ヨルダン、特にアンマンを中心としたキャンプ地に千四百人ほどいるということを聞いております。
それから、二月八日に湾岸避難民救援実行委員会、日本カトリック司教協議会、プロテスタント系団体がスーダン人百七十五名を運ぶということでございます。問題は、このlOMからの要請状を私もう一度委員にここで申し上げさせていただきたいと思いますが、こういう文章になっておるわけでございます。
大どころで申し上げますと、スーダン人が八百三十一、ソマリア人が三百九十三、イエメン人が二百九十四、ベトナム人が二百五十六、インド人が百四十三云々で、二千二百八十三ということです。イランへの流出は約三千人ということでございます。これもUNDROによります。トルコについては出てないんじゃないかという推定、シリアについては四、五百人じゃないかという数字になっております。