2006-03-13 第164回国会 参議院 予算委員会 第10号
イラク全体では様々なところだと思いますが、特に中部、いわゆるスンニ・トライアングルと言われているところ、あるいは北部地方においては、テロ行為とか爆破事件が相次いだりして極めて不安定だと、こう言われているのは事実だと思います。
イラク全体では様々なところだと思いますが、特に中部、いわゆるスンニ・トライアングルと言われているところ、あるいは北部地方においては、テロ行為とか爆破事件が相次いだりして極めて不安定だと、こう言われているのは事実だと思います。
どの程度脅威の度合いが高いか低いか、私ども、これまたなかなか直接的に情報を得る手段はないわけでございますが、ずっと言われておりますことは、バグダッドを含んでいわゆるスンニ・トライアングルという地帯を含みます中部地域、齋藤氏が襲撃されたとされておりますヒート近郊を含む西部地域、それから北部地域の一部において事案の発生が多いということからして、やはりこの地域については危険度が高いんだろうかな、こう思われるわけであります
しかし、ある意味ではそれだけ、スンニ・トライアングルの中あるいは近辺、まあ危ないところに行ったということなのかなと思います。逆にオランダの場合はたしか二名の死傷者であると。
私どもが例えばイラクの暫定政府の高官と会って話をしたり、そういう中で必ず出てくるのは、確かにそれは全土が完全に平定された状態ではないけれども、十八前後の県のうち、危険だと言われているのは二つ三つの県であり、いわゆるスンニ・トライアングル以外のところは、全国的に警戒警報といいましょうか非常事態宣言は出されているけれども、特段の措置はとらなくても済んでいる。
しかし、一つ一つの事象ではなく、大きな流れ、すなわちいわゆるスンニ・トライアングルの安定をもたらさない限りはイラクの安定が難しいという点は御指摘申し上げたいと思います。
○政府参考人(吉川元偉君) イラク政府の発表によれば、このファルージャの治安を回復するということがいわゆるスンニ・トライアングルを安定させ、イラク全体の安定を図る上での非常に重要な位置付けというふうに理解しております。
ただ、先ほど外務大臣が累次にわたり答弁申し上げましたように、地域によって、比較的治安が安定しているところ、また、いわゆるスンニ・トライアングル等々のように、その中でも大変治安が厳しいところ、その厳しさの度合いには差があるということを改めて申し上げておかなくてはなりません。 それでは、一体、このイラクの治安を混乱させている、それはどういう勢力に分類されるのかということであります。
先ほど先生まさに御指摘のように、安全保障理事会の決議でも決められていますように、選挙というものがイラクの多様性を反映した格好で行われないといけない、やはりファルージャを中心にしたスンニ・トライアングルの人たちも何らかの格好で新しくできる政治に参加してもらわないと、でき上がる政権の正統性というものは失われる、または弱くなってしまう、こういう認識はあると思います。
○赤嶺委員 スンニ・トライアングルの危険な治安状況というのは、一年も前から同じことが指摘をされ、そして一年たってもなお、政治プロセスを前にしてもなお、そこをめぐる犠牲者が米軍でも民間人でも激化している、これがイラク全体の治安状況に悪影響を与えている、この基本は全く変わらないわけであります。
特に、ファルージャなどいわゆるスンニ・トライアングル、スンニ三角地帯の安定が課題となっております。 こうした状況に対し、イラク暫定政府は、治安回復のため、現在、約二十二万人強のイラク人治安要員の強化、国家治安維持令の制定、恩赦の決定等、硬軟両様のさまざまな措置を講じております。我が国としては、これらの措置が早期に奏功することを期待しております。 各地域ごとの状況は次のとおりです。
いわゆるスンニ・トライアングルを中心にして頻発しました連合軍に対する攻撃は南部にも広がりを見せたほか、イラク市民を含んだ政府関係者、いわゆるソフトターゲット、軍人さん以外の市民ですね、そういう方々に対する攻撃が目立つようになって、さっきの言葉を使わせていただければ、全般としては「予断を許さない状況」が来たということだったと思います。
こうしたサドル師支持者との衝突がある一方で、スンニ・トライアングルに位置しておりますファルージャでは、三月三十一日に米民間人四名が殺害される事件が発生いたしましたが、この後、米軍による掃討作戦が強化されております。ファルージャでの戦闘により、これまでに多数の死傷者が出てきている模様であります。
確かにファルージャは、元々スンニ・トライアングルと言われる、いわゆるフセイン政権の下でのいろいろな人たちが多い地域ではあります。しかし、それにしても、四人のアメリカの民間人が殺された、それに対して、ある意味では報復攻撃とも言えるような包囲作戦を行って、そして空から陸から攻撃を加え、六百人、いや八百人、いやもう千人に達しているかもしれません。その相当部分はイラクの一般の国民であります。
こうしたサドル師支持者との衝突とは別途、スンニ・トライアングルに位置し、三月三十一日に米国民間人四名が殺害される事件が発生したファルージャ等において、米軍により掃討作戦が強化されております。
イラクの治安情勢につきましては、地域によりその脅威の度合いは異なっておりますが、引き続き、スンニ・トライアングルを中心に連合軍、イラク警察及びソフトターゲットに対する攻撃が顕著であり、全般として予断を許さない状況が続いております。 昨年三月のイラク開戦以来、米軍の死者数はこれまでに六百名を超えました。
○堂道政府参考人 この会議につきましては、ティクリート宮殿で会合がされておりまして、スンニ・トライアングルの地域も含めまして、この地域におきまして復興活動をどのように進めるか、それが重要であるという認識のもとに開かれたわけでございます。 この会議につきましては、その両名は復興支援という形で我が国がどういうふうな貢献ができるかというのを探るために出た、こういうことでございます。
スンニ・トライアングル、これを中心といたしまして、連合軍やイラク警察等に対する攻撃、これは顕著であります。また、クルド人ですとかシーア派の巡礼に対する、いわゆるソフトターゲットに対する攻撃、これも自爆テロということがあるわけでございます。
統治評議会というのは、たしか、シーア派の方が十三名、スンニ派の方は五名入っていますけれども、いわゆるスンニ・トライアングル、一番反抗が激しいあの地区からの代表というのはいないわけですね。そういった中では、やはりさまざまに不満はくすぶってくるというふうに思われます。
すなわち、スンニ・トライアングルを中心として米軍、イラク警察等に対しての攻撃が頻発しているということでございます。そういう状況でございますが、シーア派住民の重要な行事でありますアシュラが行われている中、昨二日でございますが、カルバラ及びバグダッドでシーア派住民をねらったと思われる爆発事件が発生しまして、多数の死傷者が出ております。
ということは、理論的に言うと、例えば、スンニ・トライアングルで、フセインの残党だかわかりませんけれども、イラクのいわゆるゲリラ組織なるものに対して掃討作戦を行っている米軍に対して、日本の自衛隊が後方支援活動を行う可能性があるということでしょうか。
では、今スンニ・トライアングルでどうなのだと言われますと、いずれにいたしましても、私ども、そこで活動するということは現在想定をいたしておりません。私どもは、ここが戦闘地域、非戦闘地域という線引きをするわけではございませんで、すべからく自衛隊の活動は非戦闘地域で行うということでございます。
しかし、前回も言いましたけれども、このサマーワ、違う、ムサンナ県周辺、特に今回の外務省からの報告にもありましたけれども、スンニ・トライアングルを中心にテロが多発していると。テロは戦闘行為かどうか、じゃない、戦争かどうかというのは、これは定義が非常に難しいんですが、いずれ、とても平和だという状況にはない。
引き続き、スンニ・トライアングルを中心に、連合軍、イラク警察等に対する攻撃が顕著であるとの構図が基本的には継続しておりますが、最近では、二月十八日にヒッラで二台の車両を利用した自爆テロ攻撃が実施され、ポーランド兵、ハンガリー兵等が負傷する事件が発生いたしました。また、二十三日にはキルクークの警察署前で車両が爆発し、イラク人警察官等が死亡する等の事件が発生しております。
まず、部族間の関係あるいは民族間の関係でございますけれども、御指摘のとおり、治安情勢に関しまして申し上げれば、スンニ・トライアングルにおいてかなりの事件が集中している。米軍に対する攻撃もそうでございます。そこはいわゆるスンニ派というところでございまして、このスンニ派の中において、もちろん連合軍に対する攻撃が一番激しいということは言えると思います。
その中で、米軍に対する攻撃も引き続き一定の地域、特にスンニ・トライアングルで続いておりますけれども、同時に、イラクの治安関係者、特に警察についての被害というのがふえているという状況にあると承知しております。
○川口国務大臣 ファルージャは、スンニ・トライアングルと言われる、今までもかなりテロ活動が盛んな地域の一部にあるわけでございまして、ここでまた、おっしゃったようなことが起こったということだと思います。 それで、米軍等による掃討作戦なども行われているわけですけれども、引き続き治安の状況については注視をしていく必要があるというふうに考えております。
そうしたら、私たちも全力で、この病院は私たちの血税を使うのにふさわしいところか、この評議会がある地域は、スンニ・トライアングルじゃなくて、ある程度安定していって、私たちの税金を出せばそれがその地域の復興に使われていくんだろうかということも、私たちもある程度確定できますよ。 補正予算のときですら、——余りそこ、横を聞いているとわからなくなりますよ、私の質問が。
いわゆるスンニ・トライアングルを中心に、連合軍、イラク警察及びソフトターゲットに対する攻撃が顕著であるとの構図が基本的には続いております。イラク北部では、二月一日、エルビルで、クルドの二大政党でありますクルド愛国同盟、クルド民主党の事務所に対する同時自爆テロが発生しております。
じゃ、あの日本の一・二倍広いイラクにおいて、じゃ、例えばスンニ・トライアングルとムサンナー県というのを比べてみたときに、それはやはり治安が良いというふうに言うのだと思います。 そういうような情報をどこから入れたか、件数等々全部明らかにせよということになりますと、これ、そういうような情報を提供してくれた国が、その国でもオープンにしていないものをオープンにするわけにはまいりません。
このバスラという地域は、アメリカではなくてイギリスが管轄をしている南部地域になりますけれども、比較的、スンニ・トライアングルと違いましていわゆる政治的なテロというものは少ない、経済的な困窮によって略奪やサボタージュというようなことはしばしば聞かれてはおりますけれども、いわゆる反米テロ活動というものはそれほど多いわけではございません。
モスルは実はこれ、最近矮小的に、矮小されて解釈されておりますスンニ・トライアングルの中に入っております。