1983-02-23 第98回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
そんな関係もありまして、いかにもこれは少し設備がオーバーだなという感じは持ちながら、いろいろ議論の末で、将来上野駅まで入ってくる、東京駅まで入ってくる、さらには場合によりますと、当時の考え方では東海道との間でスルー運転をするということもあり得るというようなことで考えておりました関係で、初度投資は多少負担になっても思い切ってやるかというような判断をしたわけでございます。
そんな関係もありまして、いかにもこれは少し設備がオーバーだなという感じは持ちながら、いろいろ議論の末で、将来上野駅まで入ってくる、東京駅まで入ってくる、さらには場合によりますと、当時の考え方では東海道との間でスルー運転をするということもあり得るというようなことで考えておりました関係で、初度投資は多少負担になっても思い切ってやるかというような判断をしたわけでございます。
たとえばいま総裁言われたけれども、新幹線を東京駅でつないでスルー運転をする、できれば。そこまでいかなくとも、東京駅まで直通をさせるという気があるのに、なぜ在来線は東京駅なり新宿駅の方に直通をさせるという手だてを講じられないのか。
過去におきましては、場合によりますと東海道新幹線と山陽新幹線がスルー運転というようなことも考えた時期もございますが、いろいろな技術的な面もありまして、いまはスルー運転は考えておりません。おりませんが、東北地区から関西地区においでになる方々については、東京駅で乗りかえていただくということを前提にして、スルー運転はしませんが、東京駅で接続できるように考えております。
それから中央新幹線につきましては、いまだ建設主体もきまっていない段階でございますが、いずれにいたしましてもこれが建設された暁は、日本国有鉄道においてその運営をお願いする次第でございまして、ただいまお話のございましたようなスルー運転というようなことにつきましても、最も旅客の利便になりますように国鉄当局とも十分協議して、この運行形態というものは決定いたしたいと考えております。
で、これは東海道新幹線とスルー運転をするということが、当時東北新幹線沿線の各地の皆さまからの熾烈な御要望であったわけでございます。 それから第二は、他の都市交通機関、地下鉄だとか私鉄だとかいったような交通機関との連絡の面からの利用者の利便の促進という見地から考えたわけでございます。 それからいま一つは、大きな問題でございますが、新幹線の駅をつくりますには相当な敷地を要するわけでございます。
○説明員(磯崎叡君) いわゆる上野口に入ってまいります電車を南へ流す、それから東京でとまっている電車を北へ流す、これは昔からいわゆるスルー運転ということばで、東京駅、上野駅を終点にしないで中距離列車を相互にキャッチボールしよう、こういう考え方でございます。昨年申し上げましたようにまだ結論は出ておりませんし、問題は——現在は御承知のとおり全部上野で打ち切っております。
○説明員(内田隆滋君) ただいまの東京付近の計画につきましては、上野−東京間の輸送力の問題がございまして、中電の一部を東京をスルー運転しまして、湘南のほうへ流すという計画をもって工事を進めるつもりでおります。
○瀬谷英行君 どういうふうに運転するか検討ということは、じゃ具体的に国鉄としてはそのスルー運転はやる気があるということなんですか。
○説明員(磯崎叡君) いま先生のおっしゃっていることは、昔から問題になっている東北と京浜のスルー運転のことだと思います。もちろん、いまのげた電でなしに、いわゆる中距離、近距離電車の直通運転、すなわち湘南電車と東北高崎の直通、あるいは東北高崎から湘南へ流す、こういう問題をお聞きになっていると思います。さっき局長申しましたのは、現在は主として東北、上越の長距離列車を入れているわけなんです、東京地区に。
その段階においては、東北線とのスルー運転が現在よりは楽になるかと存じます。現在は、やむを得ず一般のお客さまには、先生のお話のとおり、げたばきをくつにはきかえていただくとか、そのような乗りかえの御不便をしていただいているわけでありますが、通勤のお客さまにはごくわずかではございますけれども、東北からも常磐からもあるいは高崎からも各一本ずつは通勤で東京駅までストレートで入っている。