1980-04-22 第91回国会 衆議院 商工委員会石炭対策特別委員会連合審査会 第3号
さらに水力の技術開発につきまして、八百メートルないし九百メートル級の超高落差揚水機器、揚水発電所の機器の実用化の目途を得、現在ダム堆砂のパイプラインによるスラリー輸送技術を開発中であり、中小水力発電機器の標準化等も実施する予定でございます。
さらに水力の技術開発につきまして、八百メートルないし九百メートル級の超高落差揚水機器、揚水発電所の機器の実用化の目途を得、現在ダム堆砂のパイプラインによるスラリー輸送技術を開発中であり、中小水力発電機器の標準化等も実施する予定でございます。
なお、石炭を大量使用いたします場合、石炭の流体化によって輸送とか貯蔵あるいは移しかえその他の面での取り扱いを容易にすることは重要なことでございまして、そのためスラリー輸送技術、石炭を油とか水と混ぜまして輸送しやすいようにする、こういう技術でございますが、その実用化にも関心を寄せ勉強いたしているところでございます。
いままでわかりましたところ、一般の現在の石炭火力発電に対して、このスラリー輸送技術でやれば、一キロワット・アワーの電力単価は六十銭安くなる。常にいずれの場合でも平均して一般石炭のたき方より六十銭くらい安くなるという一応の机上計算ができる。 それから、二番目の炭田ガスの回収の問題であります。