2017-04-19 第193回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第5号
そうすると、泥と海水が混合したスラリー状のものを船の上に浮力を与えて引き揚げることができるだろうというものであります。 私たちは、船の上に泥を引き揚げたら、そこでもう泥からリーチングしてレアアースを取り出します。その取り出したものは東京湾周辺に運んで、残った泥については南鳥島の埋立てに使うと。これは、塩酸でリーチングしますので、水酸化ナトリウムで中和して、塩にして無害化して埋立てに使うと。
そうすると、泥と海水が混合したスラリー状のものを船の上に浮力を与えて引き揚げることができるだろうというものであります。 私たちは、船の上に泥を引き揚げたら、そこでもう泥からリーチングしてレアアースを取り出します。その取り出したものは東京湾周辺に運んで、残った泥については南鳥島の埋立てに使うと。これは、塩酸でリーチングしますので、水酸化ナトリウムで中和して、塩にして無害化して埋立てに使うと。
まず、議員御指摘の多核種除去設備、ALPSのフィルターによりこし取られましたスラリー状の放射性廃棄物がございますが、これに関しましては、アメリカにおいて幅広く利用されております耐久性、耐放射線性、耐薬品性に優れましたポリエチレン製の容器をステンレスで覆いましたHICと呼ばれる高性能容器がございます。
今御指摘いただきましたように、特に酪農、また大規模になってまいりますと、発生するふんと尿が分離をせずスラリー状に出てくるということで、堆肥化も難しいということがございますので、メタン発酵による発電を行えるエネルギー利用等を推進しているところでございます。また、その施設整備等につきましても支援を行っているところでございまして、引き続き積極的に取り組んでまいりたいというふうに考えております。
それから、地元の人々は、今ダム対策協議会をつくりまして、この問題についての対策として、もうこれ以上この堆積場にスラリー状の廃滓を捨ててくれるなと言っているわけです。これを捨てるとどうしても水がたまって堤体内に浸透することになる、だから、廃滓を廃止された坑道に投棄するようにして堆積場の水を抜けば堤体の安全性が高まると要求をしております。
左側から御説明いたしますが、まず石炭を乾燥粉砕いたしまして、石炭系溶剤と混ぜ合わせましてスラリー状にいたしましてスラリータンクの中に入れるわけでございます。ここに「循環油」と出ておりますのは、ぐるぐる回っております石炭系溶剤のことでございます。そのスラリーに水素を添加いたしまして四百二十ないし四百三十度に加熱、圧力七十五気圧の反応塔の中で反応させまして石炭を溶解するわけでございます。
この一連のスラリー技術は、径一ミリ程度の石炭を水とまぜ合わせてスラリー状といたします。言いかえればどろ状といたしまして、陸上ではパイプライン、海上ではタンカーで輸送し、火力発電所ではそのまま燃焼せしめるという方法であります。 この技術の効果としましては、石炭の輸送コストが大幅に低下します。したがって、発電のコストが重油専焼並みになるということが予想されております。