1980-03-06 第91回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第3号
ただ、全線を高架にしてしまって、それでスラブ化してくるということになると金が膨大に要るからむずかしいのだということもあるわけですけれども、それは計画を打ち出していただいて、地元と真剣に話し合いをしていけばもっと進むのではないかという面があると思うのです。
ただ、全線を高架にしてしまって、それでスラブ化してくるということになると金が膨大に要るからむずかしいのだということもあるわけですけれども、それは計画を打ち出していただいて、地元と真剣に話し合いをしていけばもっと進むのではないかという面があると思うのです。
○高橋説明員 前回、二回目の委員会で、駅をどうするか、また道路との交差をどうするか、河川との交差をどうするか、それからいま申し上げた盛土高架をどうやってスラブ化するか、それから不法占拠等ございますのでこれをどうするか、この問題につきましては私の方から具体的に御提案を申し上げております。今度は第三回の委員会で、それについての自治体等の御意見並びに御回答をその委員会でやるという手はずになっております。
そして大阪市内と周辺の市とに格差が起こってきて都市計画ができないので、それで高架のスラブ化にしてくださいということが条件で計画が始まったはずなんです。これは先刻御承知で、私としたらどうしていまさらという気がいたします。話がもとへ戻ったようなお話です。時間がありませんからどんどん進めますけれども、それはちょっと話が違うわけです。
これは具体的にこれから御協議をなすっていく中で出てくる問題だと思いますけれども、ただ、外環状線の促進の団体の中からもスラブ化の要求は初めからみんなしているわけです。しているということは、国鉄の方にそういうことをして欲しいということなんですね。それで、その当時国鉄債を買った、こういうような時点では応分のことはするということは言っているのですよ。
だから、大阪府と折衝をお始めになり協議をおやりになっているのがすぐ周辺の自治体の長にわかるようにしていただければ、それだけ準備が早いということになるわけですし、また、そのスラブ化の問題でも、いろんな問題が出てくると、地方自治体の方ではもっと早くやっておってくれたらこんなことにならなかったのにとか、もっと早くやっておけば安く問題が片づいたのにとか、これは逆に国鉄に対する恨みになって、それだけ財政が窮迫
○内田説明員 スラブ化の問題につきましては、これはもう立体交差がすでにできておりますので、いわゆる連続立体交差、踏切除却の対象にならないと思います。したがって、国鉄と地元の市とお話し合いで解決をしていかざるを得ないというふうに考えております。
きょうの御質問の本体は、大阪の城東貨物線のスラブ化と客車電車化ということになるわけですけれども、こういうふうな資料をつくって一生懸命やっているわけなのです。
○沖本分科員 威勢よく総裁お答えになっていただいたのですけれども、前の磯崎総裁の去年のお答えのときは、スラブ化については相当金がかかるので、地元のほうも応分のことがあればわれわれもやるんだ、色気出さないかという、こういう誘い水があったのです。
振り返ってみますと、この城東貨物線を電化あるいは客車化あるいはスラブ化、高架にしていく問題というのは、もう二十年にわたって交渉が続けられてきているわけです。そして現在の列島改造論にも見られるように、極端な大都市の過密状態を大阪は起こしてきているわけです。こういう点を考え合わしていきますと、大阪市内部の人口がだんだん減ってきてひどいドーナツ現象を起こしながら、周辺に向かって都市化が進んでいっている。