2017-02-22 第193回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
それで、下の方に「スモン研究班の認定」というのがあります。これを見ますと、やはり時間がたつと中度から重度に変わっていっているんですね、重度に。症状は、さっき言ったように、いろいろな、さまざまな問題があるんですよ。 だから、結局、収入の低い人にとっては、介護保険の申請をして受けるといっても、その費用を払えないから、ちゅうちょしてやめちゃうわけですよ。そういう状況に今あるんです。
それで、下の方に「スモン研究班の認定」というのがあります。これを見ますと、やはり時間がたつと中度から重度に変わっていっているんですね、重度に。症状は、さっき言ったように、いろいろな、さまざまな問題があるんですよ。 だから、結局、収入の低い人にとっては、介護保険の申請をして受けるといっても、その費用を払えないから、ちゅうちょしてやめちゃうわけですよ。そういう状況に今あるんです。
国立医療学会の学会誌、二〇〇九年第四号に、スモン研究班の主任研究者である国立病院機構鈴鹿病院小長谷正明院長がそうした闘いの歴史をまとめていたのを読み、大変感銘を受けました。 まさに原点であるスモンが難病の枠から外されるといいます。昨年十一月の質問のときには、別の形で支援するというふうに答えていらっしゃいますけれども、どのような枠組みで支援をしていくのか伺います。
○渡辺武君 これは厚生省のスモン研究班のメンバーが大体鑑定人になっているということを聞いているのですが、やはり厚生省の方からせっかく昨年の十二月中に鑑定を済まそうということでス全協の方とも話し合いができているわけですから、その点はもっと強力に促進方をやっぱりお願いしていただきたい。この点いかがですか、大臣。
そして、スモン研究班の全国の過去の調査、これのスモン患者と一致したものが二百九名、約半分だ、こういちょうなことで、その四百数十名の方々を仮に全国的に引き伸ばすといたしますと、一万一千の倍ぐらいいるのではないか、こういう御報告を承知しております。
○勝又武一君 それでは、観点をちょっと変えてお聞きをいたしますが、スモン患者数につきまして、実は私が国会に出まして初めて五十二年の十月に質問しましたときに、厚生省の御答弁は一万一千人、こう答えられておりましたが、今回、スモン研究班等が相当研究をされて発表されている数字によりますと何人になりますか。
○政府委員(山崎圭君) スモン研究班の一万一千七名というのが報告されているのを私どもはそのまま受け取っておるわけでございますが、現在提訴患者が五千百八十七名でございます。そういう意味では約五千に近い方々が提訴をしてないというふうにも思われるわけでございます。
○政府委員(山崎圭君) 先般スモン研究班のある研究グループが、それぞれ下部に分かれておるわけでございますが、死亡統計から見まして、一部の地域でスモン研究班が掌握しておりますものと照らし合わせてみた結果、ほぼ二倍に上るのではないかと、こういうことが発表されております。
○山崎政府委員 私どもがつかんでおりますと申しますか、スモン研究班が当時つかみました数字は一万一千七人という数字が出ております。そして現在その中で五千百四十八名の方々が提訴されておる、こういう状況でございますが、実はそのほかにも潜在患者といいますか、そういう方がいるのではないかという御指摘をする向きもございます。
○大原(亨)委員 大臣から、スモン研究班の結論が出た当時の大分昔のことを想起をしながら、一括解決についての心づもりについてお答えがあったわけであります。 いま国会では、薬剤の副作用による救済基金の法律案を政府は出し、そして薬事法の改正を出そうといたしておるわけであります。
そこで、今回のスモンの問題の解決に際しましては、実は従前からのスモン研究班の担当者の方々と東洋医学系統の方々との懇談をしていただきまして、さらにその懇談の結果に基づいて、五十四年度予算で一億円の研究費を計上いたしまして、この東洋医学系統の医学的な手法がこの種のいわば難治の病気に対しましてどのような効果を発揮し得るか、またそのためにはどのような治療法によるべきかということの研究を行っていただくということで
○田中(明)政府委員 患者の実態、特に生活実態の調査につきましては、スモン研究班におきまして毎年調査を継続いたしております。ただし、これは調査の性格上非常にむずかしい調査でございますので、県を特定いたしまして調査を実施しておるところでございまして、昭和五十二年度におきましては新潟県の患者について一つの調査を実施しております。
先生御指摘のとおり、昭和四十九年度のスモン研究班の報告によりますと、はりあるいははり麻酔療法がある程度の効果が認められたということになっております。
いまお話がありましたように、スモン研究班というお話がありましたが、そういうことでは不十分なんだと、もっと調査方法を変えてやらないと正確な数は出てこない。たとえば投薬証明のない者、遠い病院に通っている者、専門の病院に通院をしている者、こういう数は正確に把握できないんじゃないか、こういう御指摘を申し上げましたが、その調査方法を変えられなかったんでしょうか。
○政府委員(田中明夫君) スモン研究班におきましては、各種の薬品あるいは理学療法、あるいははり、きゅう等についていろいろその効果について調査しておりますが、漢方薬についてはいまのところまだ調査しておりません。
それは要望としてお願いをいたしますけれども、もう一つもう少し積極的に考えていただきたいんですけれども、スモン研究班の報告、五十一年度で芹沢先生の報告というのを読ませていただきました。私たち、患者さんの立場に立てば、これははりの治療が大変いいですよというふうにも読み取れます。
○小沢国務大臣 スモン研究班の先生方の見解でも、なぜ日本がこのような数字を、非常に多量に発生するようになったかということについては、科学的な明確な答えは出ておりません。
○国務大臣(渡辺美智雄君) このスモン病の問題については、私どもといたしましては、スモン研究班の調査研究結果というものを尊重して実は和解のテーブルについておるわけであります。しかし、そのスモン研究班が全部のものを見ておるというわけでも実はございませんし、まして投薬証明が実はないというような方の中でスモン病であるというようなことを言われる方もございます。
しかし、厚生大臣としては、現実に長い間争ってきて、キノホルムを服用したということもはっきりわかっておって、厚生省はスモン研究班の結論に従うと言ってきておるのだから。それは理屈を言えば、薬事法上の責任はない、また回収もすぐやったんだからサリドマイドのときとは違うと、それは理屈は幾らでもあるのですよ。
ただ、本件につきましては、あの地区の担当のスモン研究班の専門医の方が名古屋大学の祖父江教授でございますので、そこに厚生省の担当官を派遣したことはございます。
○佐分利政府委員 厚生省がこれまでスモン調査研究協議会、また現在のスモン研究班に委託をして実施いたしました調査は、スモンとキノホルムの関係、あるいは性とか年齢とかその他のいろいろな社会的な要因、そういったものを学問的な立場から調べるために行ったものでございまして、その目的はあの調査で十分達していると思います。
○政府委員(佐分利輝彦君) 先生もよく御存知のように、現在のスモン研究班は、当時はスモン調査研究協議会と申しておりましたが、この協議会の四十四年から五年の暮れにわたる調査は、大きく分けますと二つのルートがございまして、一つは協議会の班員である専門医の方々を通じて資料を集めたというルートと、もう一つは各県の衛生部を通じて病院から資料を集めたというルートがあったわけでございます。
○政府委員(松下廉蔵君) この点は、私どもといたしましても、医薬品の副作用の被害に関する調査というのは、非常にいろいろと専門家の御意見もいただいておるわけでございますが、なかなか技術的に困難な点がございまして、スモン等につきましてはスモン研究班の報告がございます。