2014-06-11 第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
その中でも、マラチオン、フェニトロチオン、スミチオンというのは、私も小さいころ、薬まきを一緒に、祖父の手伝いをしたときに使ったのを覚えているんですけれども、有機燐酸系の殺虫剤が集中しているというのは、いろいろなデータを見てもわかるんです。
その中でも、マラチオン、フェニトロチオン、スミチオンというのは、私も小さいころ、薬まきを一緒に、祖父の手伝いをしたときに使ったのを覚えているんですけれども、有機燐酸系の殺虫剤が集中しているというのは、いろいろなデータを見てもわかるんです。
殊に、このときに使われましたのはスミチオン八〇%ですからね。大変なものを使っているんです。この後は、またマイクロカプセルに替わるとかそういうような話になるんだろうと思いますけれども。 この宮城と山形での調査ですね、サンプルが余りにも少ないです。区域内と区域外やっておりますけれども、私はこれ見ましたよ。これ皆さんに、なかなか見ても分かりにくいからあれなんですけれども。
例えばスミチオン一つ取ってみても、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリア、数値が全然違うのでそれは平均値で決めますとか、で、だんだん埋まってきましたといっても、外国にもない、毒性も試験していない、残っている数値も分からないというところに一律基準を決めてしまうという、それで人の、それへの健康に害がないというようなのを決められてしまうというのは、本当に国民のためを思うなら、まずこの暫定基準の告示前に
農民運動全国連合会の分析センターが首都圏や関西の給食パンを分析いたしましたところ、殺虫剤のマラチオン、マラソン、クロルピリホスメチル、フェニトロチオン、スミチオン等、農薬が検出されました。 厚生労働省も食糧庁も輸入小麦の残留農薬検査を行っておりますけれども、その結果を、簡単でいいです、素人にも分かるように端的におっしゃっていただきたいと思います。
○金田(誠)委員 これはスミチオンが極端に高いですね。
スミチオンは〇・二ppmでございます。ADIからいっても、ホウレンソウに対してクロルピリホスが〇・〇一でなければならないということはありません。ほかのところをきつくして、ここを緩くするというやり方もありますでしょうし、スミチオンについても同じでございます。なぜホウレンソウに対してこういう振り分けが選ばれたのか、その辺の理屈、理由、そういうものを知りたいというのが質問の趣旨なんでございます。
同じ有機燐系農薬で、クロルピリホスより毒性が強いにもかかわらず残留基準が高いフェニトロチオン、これは厚生省の呼び名でございまして、農水省ではスミチオンと言っているそうでございます、あるいはまたMEPという呼び方もあるようでございますけれども、以下、スミチオンという一般名を使わせていただきたいと思いますが、これがスミチオン並みの〇・二ppmであったら、違反件数は大幅に減ったことになるわけでございます。
そして、さらに今松枯れ対策として使われておりますスミチオンの毒性データの公開などにつきましても、生産工場では企業秘密だと言い張っているわけですけれども、実際にはデータは閲覧ができる状況になっており、これは企業秘密扱いにはならないということを裁判所の判決で決定されて初めて認めるというような状況が起こっているわけです。 こういうことが日常茶飯的に農水省では今まで行われてまいりました。
私も一緒に参りましたけれども、そのときに佐渡にトキが舞えるような日をというふうに願ってごあいさつされたことを非常に感銘深く聞いたわけですけれども、残念ながらあのトキを育成している周辺でも、松枯れ対策と称していまだにスミチオン散布が堂々と行われておりまして、まだまだトキの里にはほど遠い現実があるということをぜひ御理解いただいて、無用なもの、対策に全く役に立たないものが引き続き行われていくようなことがないように
○国務大臣(真鍋賢二君) 農薬問題について先生の知見をお聞かせいただいたわけでありますけれども、私も例えば松くい虫なんかの対策におけるスミチオンのありようなんというようなことについては、常日ごろから懸念をするところであります。 やはり農薬もその対象に入れて、これからしっかりと対策を講じていくようにしなければならないと思っておるわけであります。
○政府委員(遠藤保雄君) スミチオンの件でございますけれども、一般論といたしましては、内分泌攪乱化学物質問題につきましては、環境庁は先生御案内のとおり平成十年五月にSPEED98を取りまとめまして、内分泌攪乱作用を有すると疑われる化学物質につきまして緊急全国一斉調査を進めてきたところでございます。関係省庁も健康影響調査とか作用機構の解明などの調査研究を行っております。
○政府委員(遠藤保雄君) ただいまスミチオンの精子形成異常という報告の御指摘でございますけれども、私どもその報告については承知しておりません。
松枯れ空散には同じような毒性を持つと考えられておりますスミチオンが使用されているわけなんですが、このスミチオンは精子形成異常を起こすという報告もございます。スミチオンは環境ホルモンではないのか、環境庁として調査すべきではないでしょうか。お伺いいたします。
DDTやスミチオンに比べますと約百万倍の毒を持っています。微量でも体内に取り込むと徐々に徐々に蓄積されて、そして母乳なんかで外に出ていきますけれども、特に男性の場合は生殖機能そのもの、今でも男性の精子は半分になってきているということが研究者の方から発表されていて、このダイオキシンをほっておくと少子どころではないのですね。子供が本当に産まれなくなるという状況をつくり出します。
○政府委員(小林秀資君) 今先生がおっしゃられましたようにフェニトロチオン、いわゆる商品名スミチオンにつきまして、いろいろ摂取をいたしますとADIを超すようになるんではないのかというおただしと、超したらどうするのかというおただしてございましたが、我々の力でも試算をいたしましたが、このフェニトロチオンを飲食以外に水等からもとることを計算いたしましてもADIを超えるような数値にはなりませんでしたことをまずもって
農業のスミチオンなどは水道水にもまた食品中にも残留しておるわけですけれども、スミチオンの場合などは、食品と水道水の残留農薬基準を合計しただけでもADIの九六%に達しているのが現状です。 水、空気それに食品中の残留農薬を積算して安全性の根拠とするADIを超えた場合に、それは厚生省としてはどのように対応されるおつもりでしょうか。
今お話のあったダイアジノンやスミチオンを水稲害虫の防除に我が国で使用した場合に、これまではそういうふうな害虫誘発多発の現象を生じているような例は言われてございません。
そこで、環境庁が今知り得ている中で、例えばインドネシアでは、ダイアジノンやスミチオンを使うとウンカも発生をする、それから別の生態系を壊してしまうということなどがあって私は禁止をしたんだと思いますが、そういう状況と、今度カンボジアに送られた問題について、どういうふうに環境庁としてはそこの部分にコミットしているのか、ちょっとお尋ねをしたいと思います。
大体もうADIの九六%、スミチオンの場合には九六%になっていますね。農産物は八割、水が一割、肉、魚が一割というふうに以前に厚生省に伺ったことがありますけれども、こういうことからいいますと、ADIは農産物の八割以内に抑えているというのが当然だと思いま す。
○岡崎(ト)分科員 そのことについてはまた後ほどちょっと伺うといたしまして、では仮にADI以内なら安全だとして、具体的にスミチオンについてお伺いしたいと思います。スミチオンのADIは幾らでしょうか。
それからもう一つは、農水省の方で家畜の飼料の、えさの残留基準として決めているフェニトロチオン、スミチオンというやつのようですが、これは五ppmで、人間に対しては今度厚生省が一〇ppmを決めた。えさよりも人間の方がもっと倍の基準緩和をされている。これもちょっとばかにした話じゃないかと思うのですが、環境庁と農水省の方でちょっとその点、意見がありましたら……。
スミチオンという農薬で見ますと、お米は〇・二PPMなんですけれども、今度規制された小麦は一〇PPMなんです。 これはちょっと例が悪いかもしれないですけれども、これまでは家畜の飼料でさえそれぞれ五PPMだったんですよね。それが小麦の残留基準は家畜の飼料よりも緩やかになっちゃったんです。小麦はほとんどアメリカから入ってきますよね。子供たちの給食の小麦もみんなそうです。
今御質問のスミチオン、我々としてはフェニトロチオンという名称で食品衛生調査会に諮問したわけですけれども、このフェニトロチオンの場合、この理論最大摂取量は約二百四十マイクログラム、このように計算されております。
○長谷分科員 大阪の府立公衆衛生研究所で一九九一年にモデル献立による農薬の一日摂取量の調査をやっておりまして、その数字を見ますと、パンを食べていらっしゃる方の方がスミチオン、パラチオンの摂取量が明らかに多くなっております。また、パン摂取量が約二割少ないと言われております女性用献立の方が、男性用献立よりもより少ないという結果も出ております。
○長谷分科員 今までの厚生省の見解でも、ADI、一日許容摂取量以下であればいいということが返ってくるわけですけれども、農薬残留基準によりますと、スミチオンは理論的最大摂取量はどのくらいになるのでしょうか。そして、それだとADIを超えるというような危険性はないのでしょうか。
臭素、メドプレン、ペルメトリン、ピレトリン、マラチオン、デルタメドリン、スミチオン、この十種類はポストハーベストとして使われている農薬であるというふうに考えますが、まずその点お伺いします。間違いないですね。
例えば私の言っているのは、デルタメトリンは他のマラチオンやスミチオンに比べて非常に高く設定される。玉木局長がおっしゃるように、諸外国に比べて日本の食生活、米の量が非常に多いということで決めたとおっしゃるわけでございますが、確かにこのデルタメドリンの残留量、オーストラリアの残留量に比べると二分の一でございます。
メトプレンは○・一、ペルメトリンは〇・四八、ピレトリンは〇・四、マラチオンは〇・〇二、デルタメドリンは〇・〇一、スミチオンは〇・〇〇五ミリグラム・パー・キログラム・パー・デーである。これはお答え要りません、これはもう化学の事実ですから。そんなもの隠されるのは厚生省だけでございます。
御指摘のスミチオン、それからマラチオンの米と小麦の基準値についても、日本人の米、小麦の摂取量を勘案しまして、さらには国際基準も参考にしまして設定したものでありまして、これらの農薬の農産物からの摂取量は先ほど申し上げました一日許容摂取量の範囲内におさまっておりまして、食品の安全確保の上からは十分問題ないものというふうに思っております。
そこで、もう一つ伺いたいと思うのは、もしも米が市場開放された場合という括弧つきの話になってきますけれども、日本政府は麦についてスミチオンの残留基準は一〇ppmというぐあいに決めた。ところが米の方は〇・二ppm、従来どおりですね。アメリカがけしからぬと言ってきた場合、そしてガット提訴された場合に確実に勝てるという見込みはありますか、どうなんですか。
○説明員(伊藤蓮太郎君) 米とか幾つかの農産物につきましては、スミチオンとかマラチオンの基準が国際基準と異なっておるというのはあるわけですけれども、これは日本人の農産物の先ほど申し上げましたような摂取量、あるいは一番基本になりますADIとか、そういうものを勘案して設定されたものでありまして、当面変更するというような考えは持っておりません。
例えばカスラブスミバッサという名前で知られております農薬は、一つの農薬なのに、カスガマイシン、ラブサイド、スミチオン、バッサという四種類の成分が農薬として入っているわけですね。地域全体ではこんな農薬を何種類も使うわけです。水道水を汚染している可能性のある農薬成分では相当数になるわけですが、そういうのを全部調べているのかどうか。
○岡崎(ト)委員 今のでも、分解するとだんだんそういうような効力がなくなる、毒性がなくなるかのような雰囲気に聞こえてくるのですけれども、スミチオンなどは塩素と化学反応を起こしますとスミオキソンになって、こちらの方が毒性が強くなるというようなものもありますので、十分いろいろと配慮をお願いしたいというふうに思います。
それから米、これも輸入を自由化すべきかどうかいろいろな議論があるところですけれども、こういうところにもスミチオン、これはスミチオンだけではないと思いますけれども、こういうものを小麦にやはりまぜているということが伝えられております。これはほんの一部のことで、なかなか現場のことというのをつかみ切れていない、こういうふうに思うわけでございます。
特に日本で使われておらない例えばスミチオン、レルダン、マラソンといったようなものが、アメリカ等では収穫後にこれを長期保管するという名目で殺虫剤として使われておる。また、これについてのいろいろな検査データというのが出ておらない現状でございまして、例えば厚生省管轄社労あるいはこの農水委員会の私の会議録を見ますと、平成三年度に向けて検査基準を定め、検査体制を整えるというふうに御答弁をされております。
その結果、すべての国で計二十八品から有機燐系農薬のスミチオン、レルダン、マラソンが検出されたというようなことが報道されました。有機燐系農薬は、その急性中毒や記憶力の減退、言語機能の低下など、神経系の後遺症が報告されておる物質でございます。
農薬の使用全般についてはきょうは時間がございませんので申し上げるつもりはございませんが、先日、新聞報道に見られましたように、オーストラリア産の小麦の中にスミチオンが認められた。あるいは昨年のNHKのテレビ放送の中において、米国におきます米のポストハーベスト処理のアプリケーションの問題について報道されております。