1997-05-16 第140回国会 参議院 科学技術特別委員会 第6号
なお、第二班は三名で入域しておりまして、作業の目的はスミアーの採取とか、ダストモニターのろ紙の交換とか、建屋の換気系、運転前の作業確認等でございまして、当時既に事故対策本部ができておりましたので、本部長の指示に基づいて入っております。
なお、第二班は三名で入域しておりまして、作業の目的はスミアーの採取とか、ダストモニターのろ紙の交換とか、建屋の換気系、運転前の作業確認等でございまして、当時既に事故対策本部ができておりましたので、本部長の指示に基づいて入っております。
その場合、目視で万が一炎を確認した場合には、その段階で退域するという方法をとってまいりまして、第一回目には、大体十分ぐらいをかけまして中を一通り見ましたところ、消火の状況が一応確認されたということで、その後順次、中の汚染の度合いを調査するためのスミアー採取というものをやりますが、そういう作業、あるいはダストモニターのろ紙の交換とか、換気系の運転がうまくいかないかどうかとかいったような点検作業に少しずつ
それから、ダストモニターが鳴りますと、三十二分に退避につながっていくわけでございますが、その後の状況を時系列等で調べてまいりますと、放管の職員は、いわゆる鼻スミアーと申しまして、職員が汚染しているかどうかという対応に大変追われておったようでございます。
○中野参考人 先ほど先生御質問の初めのころにおっしゃったことでございますが、いわゆる体内摂取した人たちの数がどんどん変わっていったというような過程をおっしゃいましたが、当初発表させていただきましたのは、実は、鼻スミアーによって検出した人の人数を出していったわけでございます。
○参考人(植松邦彦君) 鼻スミアーを行いました結果、五名について有意値の確認をしたのが十二時五十五分であります。そして、科技庁に放管データとしてファクスを送付したのが十二時五十八分ごろと聞いております。
○参考人(植松邦彦君) 鼻スミアーのデーターつとりましても、作業がまだ続いておりましたので、順次とっていきましたので、そのデータが集積されるのにある程度時間がかかったというのが一つの理由であります。 それからもう一つ、実際に体内への被曝量をはかりますには鼻スミアーだけでは十分ではありません。ホール・ボディー・カウンターを使って測定をする必要があります。
○参考人(植松邦彦君) 作業員の鼻スミアーをやったのが被曝の最初の認識かというふうに思います。その鼻スミアーの結果を本社に報告いたしておりますのが十二時五十八分ごろでございます。
鼻スミアーをやって、その後、鼻スミアーでは何がしか残っているということがわかりまして、いわゆる全身カウンターにかけて確認をいたしました数値を申し上げますと、ある一人は十のマイナス九乗キュリーのけたで申しまして、十三、九、十四という程度でございます。
わが工場ですね、再処理工場としては体内吸収と鼻スミアーで優位な値、あるいは床汚染で十のマイナス三乗マイクロキュリーないし十のマイナス四乗以上を報告の一応の値と考えている。今回はゼロコンタミの思想から除染は行わなかったが、汚れとしては法に定める管理区域の基準以下でもあったので事務所への報告もしていないというふうに組合の質問に対して当局側は答えているわけです。
けさお聞き及びなさいました点は、その一〇六号の部屋で、一〇七号の部屋との境のところで床面積のスミアー検査をいたしましたところが、少し高いということでございまして、それがどこから出てくるのかということを調べましたところ、隣の部屋の、さっき申し上げました一〇七号のほうで調べてみましたところが、少し高い。
○牟田口政府委員 これは定期的にスミアーの汚染調査などをいたしております。いままでは、そういうことはなかったわけでございますが、今度そういうことになります。
○参考人(宮永一郎君) 放射線管理の汚染検査、いわゆる表面汚染検査と申しますのは、約百平方センチないし千平方センチくらいのところをサンプリングして、スミアーと申しまして床をこすったものを放射能測定器で測定するという方法をとりますので、必ずしも非常にその汚染のあったところにいつも行き当たるという確率があるとは申せません。