1960-03-25 第34回国会 参議院 予算委員会第二分科会 第2号
次に、スマトラ方面の開発にはどういう態度をおとりになるのですか。
次に、スマトラ方面の開発にはどういう態度をおとりになるのですか。
それから領事館がございません、たとえばスマトラ方面におきまして、メダンとかパダン方面の人たちは、残留者が一種の団体と申しますか、親睦会のようなものを作っておりまして、その中の世話役から領事館に連絡をしてきておるのもございます。それ以外の日本人につきましては、非常に僻遠の地におるかと思われます。
現地の事情についても、主として特に戦闘行為はスマトラ方面でやっておることでもあるし、必ずしも日本の外交機能のそれ自身の情報が、現地からのファースト・ハンドの情報があるわけではない。われわれも新聞情報しか持っておりませんが、今も外相が言われたように、これが長引くようになれば、そこにやはりこの紛争の国際化の危険はますます大きくなっていくと思う。
○早川参考人 一例をあげますと、在留同胞がある日警官にとがめられまして——この警官の警戒が厳重なのは、共産党がマレー方面から非常にスマトラ方面に侵入しますので、ときどきその調べがあるわけであります。その場合、在留同胞のごく少数の者は、調べられた場合、国籍あるいは入国証明書というものを何も持つていないわけです。