2016-03-09 第190回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
スポーツ特待生ということで大学に行かせてもらいました。親に相談をしたら、地元の金沢大学に行くか、あとは就職だと言われて、嫌で、どうしたら親に迷惑をかけずに大学へ行けるかなと悩みに悩んだ末に、レスリングを頑張りまして、スポーツ特待生として、大学には授業料免除で行かせていただきました。ただ、生活費がかかりますので、食費にたくさんかかりますので、その分、親に悲鳴を上げさせたことがあります。
スポーツ特待生ということで大学に行かせてもらいました。親に相談をしたら、地元の金沢大学に行くか、あとは就職だと言われて、嫌で、どうしたら親に迷惑をかけずに大学へ行けるかなと悩みに悩んだ末に、レスリングを頑張りまして、スポーツ特待生として、大学には授業料免除で行かせていただきました。ただ、生活費がかかりますので、食費にたくさんかかりますので、その分、親に悲鳴を上げさせたことがあります。
しかし、第一項の、ほかからの選手又は部員であることを理由にして支給され又は貸与されると認められる学費、生活費その他の金品を受けることを禁止する条項は、全国高体連の第四条には存在せず、スポーツ特待生を容認していることが分かります。つまり、野球以外のほかのスポーツでは特待制度は広く存在し、アマチュアスポーツの振興に一役買いながら機能していることがうかがわれます。
五月十一日には、伊吹文部科学大臣が日本高野連の脇村会長とお会いをさせていただきまして、特待生制度を利用して全国の中学校から選手を勧誘することは適切ではないが、他のスポーツ特待生制度が認められている中、野球だけが禁止されているのはやや現実離れしているのではないかと指摘するとともに、これまで特待生であった生徒に心配を掛けないような対応を高野連に要請をしたところでございます。
そうすると、なかなか、そういう私立学校といえども、そういうスポーツ特待生に対して経済的な支援というんでしょうか、あるいはインセンティブというんでしょうか、そういうことを付けるということは表立ってはできなくなってきているんですね。