1976-10-28 第78回国会 参議院 商工委員会 第5号
○藤井恒男君 この業転玉の問題をめぐって、午前中の質疑で竹田現照さんが「ぜんせき」の記事について述べておられたわけだけど、要するに継続的購入について、「大半のものがスポット購入では困る。三分の二以上が継続購入であることがひとつのめどだ」という政府の答弁に対して、商社筋が、「法律で三分の一までは業転玉を買ってもいいことになった。」
○藤井恒男君 この業転玉の問題をめぐって、午前中の質疑で竹田現照さんが「ぜんせき」の記事について述べておられたわけだけど、要するに継続的購入について、「大半のものがスポット購入では困る。三分の二以上が継続購入であることがひとつのめどだ」という政府の答弁に対して、商社筋が、「法律で三分の一までは業転玉を買ってもいいことになった。」
○竹田現照君 そこで、きょう付の「ぜんせき」を私は見たのですが、この新聞によりますと、この法律が衆議院で通って、その過程で通産省の答弁、大半のものがスポット購入では困る。
ソ連側は視察団に対し、まず第一に、IAEAによる保障措置を条件として濃縮ウランのスポット購入あるいは濃縮役務の長期契約に応じる用意があること。第二に、何らかの形での政府間協定を締結し、高速増殖炉等に関する技術協力の促進をはかりたいことなどを示唆されたそうでございます。
と申しますのは、全部が安心して買えるという見込みがあるならば、私は長期購入でも、短期契約でも、あるいはスポット購入でも買っていけるならばよろしいだろうと思います。しかし、いまそういかないだろう、あるいはそれだけじゃない、ナショナルインタレストの問題として、この程度のものは確保すべきなんだというような考え方を一つ立てまして、そしてそれをやるにはどうしたらいいかということになろうかと思います。
それから私、一気に全部申し上げてしまいますけれども、ドイツでは、大体四割は自分で確保しよう、四割は長期安定計画でもって契約をしよう、それからあとの二割はスポット購入というかっこうで、そのつど購入するということにしようという体制をつくったというように聞いておりましたけれども、最近はそうじゃないのですね。四割なんてけちなことを言っておらぬようです。
それから将来の目標は、一つの例として言いますと、ドイツでは四割はとにかく自分で開発をして、自分で確保をしよう、とてもそこまではいかぬから、四割は長期安定計画というもので供給を受けよう、あとの二割はそのつどそのつどスポット購入というようなかっこうでやっていこうということで、最低限四割は海外探鉱でもって確保をするということを目標としておるようであります。
持っておりませんので、将来の計画を一〇〇%にした場合に、四〇%は自分で探鉱して確保する、あとの四〇%は何とか長期安定購入契約というもので外国から入れるようにする、あとの二〇%はスポット購入でもってそのつど何とか入れるようにするということで、少なくとも四割は将来の目標として自分で確保するという体制をつくろうということで非常に真剣に取り組んでおるわけです。日本は全然それがない。