1964-03-04 第46回国会 参議院 予算委員会 第6号
それで、そちらの政府のほうがほんとうに全国を支配する、あるいは大部分を支配するということになりますと、今度はそちらの反乱政府のほうを正統政府として承認する、こういう過程になるわけでございまして、ただいま御指摘になりましたスペイン内乱の際におきましても、第三国はいろいろございますが、たとえばイギリス等は正統政府というものをずいぶん長く承認しておりましたが、ドイツ、あるいはイタリアというものは、むしろフランス
それで、そちらの政府のほうがほんとうに全国を支配する、あるいは大部分を支配するということになりますと、今度はそちらの反乱政府のほうを正統政府として承認する、こういう過程になるわけでございまして、ただいま御指摘になりましたスペイン内乱の際におきましても、第三国はいろいろございますが、たとえばイギリス等は正統政府というものをずいぶん長く承認しておりましたが、ドイツ、あるいはイタリアというものは、むしろフランス
○森元治郎君 その前の方のスペイン内乱のような形勢にあるというふうに、だいぶ予想を出しておるような、緊迫をした感じを受けるのですが、現実は切迫しておらないのですか。政府の情報はどうですか。
この三つの條件に適合する場合は、スペイン内乱以来問題になつておりますするいわゆる間接侵略の場合であつて、これに対処する方法を明らかにしたものでございます。決して委員のおつしやるように、内政干渉の途を開くものではなくて、名実共に日本に対する外部からの武力攻撃に対して日本の安全を保障しようとする措置でございます。
こういう規定が必要になりました理由は、岡田委員の御指摘の通り、スペイン内乱以來各国において起りました内乱、それに対する第三国の介入が、結局戰争というものを招來する危險がある現実の体験から來たものであります。