2021-04-28 第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
御指摘のように、この定期検査の中で、高浜三、四号機におきましては蒸気発生器の伝熱管に減肉が発見されまして、また、大飯三号機では加圧器スプレー配管に亀裂が発見されております。 このため、規制委員会に報告の上で、安全対策に万全を期すために、原因の分析及び必要な対策を実施しておりました。その結果、当初の予定より長期の定期検査となり、その時期には動いていなかったというふうに認識してございます。
御指摘のように、この定期検査の中で、高浜三、四号機におきましては蒸気発生器の伝熱管に減肉が発見されまして、また、大飯三号機では加圧器スプレー配管に亀裂が発見されております。 このため、規制委員会に報告の上で、安全対策に万全を期すために、原因の分析及び必要な対策を実施しておりました。その結果、当初の予定より長期の定期検査となり、その時期には動いていなかったというふうに認識してございます。
なお、我が国にも同じように炉心の頂部スプレー配管が設置されておりますけれども、構造が違っておりまして、主蒸気からのドレーンラインというものはないということで、現段階で判断する限りにおきまして、我が国では同じような場所での同じような事象ということは考えられないと思っております。
たとえば四十九年の九月に一次冷却水の再循環パイプのひび割れが起きておりますし、五十年の二月に緊急炉心冷却装置のスプレー配管のひび割れというものが見つかっておるわけですし、さらに制御棒駆動水戻しのノズルのひび割れ、さらに一次給水ノズルのひび割れというものが見つかっているわけですね。このノズルのひび割れの場合には、四本のうち二本にひび割れが発見されておるわけですね。