1996-07-23 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第32号
○和田委員長 あなたが研究班長として、先ほど申し上げましたように、エイズであるという判断のもとに研究班に提案したが、種々の議論がなされて、さらにスピラ判定の結果も報告したが、研究班の結論が変わらず、疑似症例の認定がされたということは事実でしょう。
○和田委員長 あなたが研究班長として、先ほど申し上げましたように、エイズであるという判断のもとに研究班に提案したが、種々の議論がなされて、さらにスピラ判定の結果も報告したが、研究班の結論が変わらず、疑似症例の認定がされたということは事実でしょう。
そうすると、具体的にスピラ判定というものをお知りになったのはいつですか。
エイズ研究班でもそのことは議論になり、また、スピラ判定の段階あるいはギャロ報告があった、そのたびごとに若干情報が追加をされていったわけですから、帝京大症例を認定する機会は十分あったと思うわけであります。
それで、その二年がどうしておくれたかというのが今の例でございますけれども、これ一回だけだったらしょうがないと思いますけれども、この後スピラ判定がございました。そのときにも認定するチャンスはあったわけでございます。それから、なおかつ次の年の一九八四年に安部さんのところがギャロに血清を送りまして、この例に抗体が出たとわかったのが九月でございます。
○松田参考人 結局、スピラ判定の報告があってからまた、短時間ではあったと思いますが、ディスカッションがあった、議論があったと思いますが、そのときに塩川先生がそのような意見を述べられた、病理の教授の返事をしたと思います。
○長勢委員 スピラ判定について塩川先生が御存じだったかどうかということを今お聞きしたのではなくて、そのときに出席されておったということが事実であるかどうかについて。塩川先生は、事実でない。それはスピラ判定を知っておられたかどうかという話と直接には関係ない、まあ間接には関係ありますけれどもね。
○山本(孝)委員 そうすると、この前から問題になっていますスピラ判定を、この第四回の会合ではもちろん議題になっているわけですけれども、それを塩川さんが聞いておられたのかどうかという点だと思うのですね。
それで、先ほど、スピラ博士の、CDC基準に照らしてアメリカでは帝京大二症例はエイズ患者であるという認定の件ですけれども、第四回の班会議に出席をした、しないをめぐって二転三転があって、結局、最終的に第四回会議には出たということを言われるわけですけれども、この四回では、風間メモによると、スピラ判定について報告があったとしているわけですね。
さらに、そのスピラ判定を受けて安部班長が、たしか第四回目の班会議でスピラ博士が帝京大症例をエイズと判定したと報告したのでありますが、第三回目の班会議において帝京大症例を解剖した病理の教授がつくった病理標本がございました。