2002-10-11 第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第31号
○佐々木政府参考人 今申し上げましたように、四基ある炉心スプレースパージャーを、十年間に一〇〇%実施をする、二基、二基実施をする、たまたま九六年の検査対象外であったということで実施していないということでございます。
○佐々木政府参考人 今申し上げましたように、四基ある炉心スプレースパージャーを、十年間に一〇〇%実施をする、二基、二基実施をする、たまたま九六年の検査対象外であったということで実施していないということでございます。
○佐々木政府参考人 今回の、今御指摘の九六年の定期検査時には、この当該スパージャーからクランプが取り外されておりまして、補修前の状態に戻されておりましたが、検査対象となっていればひび割れが発見された可能性はありました。
○佐々木政府参考人 非常時に炉心に水を放出する炉心スプレースパージャーにつきましては、おおむね十年に一回、定期検査に際して外観検査を行うこととしております。 福島第一原子力発電所一号機の九六年の定期検査では、四基の炉心スプレースパージャーのうち、ひび割れの発生していない方の二基がそのとき検査対象でありました。
○政府委員(松田泰君) 最大のものは、BWRにおきます給水スパージャーの工事は一日一レムというのがございます。多くのものは百ミリレム以下でございますけれども、幾つかはそれを超えているものがございます。
○吉田正雄君 この被曝線量は、いまBWRの場合の給水スパージャーの取りかえについては一日に千ミリレムと。これは高いと思われますか、低いと思われますか。
外国人技術者が請け負った作業といたしましては、具体的には沸騰水型炉での給水スパージャーの取りかえ工事等がございますが、これはいずれも熟練した技術を必要とする炉心部の改良工事であったと聞いております。
そして、本当に給水スパージャーというようなもので、この人でないと、いわゆる余人にかえがたい技術指導があって、日本人の労働者がその下で加工をしたり修理をしたなら、それは私認めます。いまの答弁でいいと思うのです。全くおっしゃるとおりでいいと思うのです。 しかし、現実には百十八人も来て、日本人と同じように床を掃除しているのですよ、汚染したようなものについて。
それで、これらの外国人技術者が請け負った作業は、具体的には給水スパージャーの取りかえ工事等、熟練した技術を必要とする炉心部の改良であったと聞いておりますが、これらの人数につきまして私どもが把握しておりますのは、昭和五十一年度におきまして福島第一発電所におきまして百十八名、五十二年におきまして敦賀発電所におきまして八十六名、福島第一発電所で六十六名、五十四年度に東海第二発電所で二十三名、福島第一発電所
最初は三百ミリレムだと言っていたのに、給水スパージャーの取りかえ等炉心内作業については千ミリレムを設定していますと、こう言っておった。ところが、千ミリレムに設定してもそれを超えているんですよ。そうしたらもう三カ月くらい働けなくなっちゃうわけですよ。そこで、偽名でもって働くということでやっている。ところが下請ではそれはわかっておるんです。わかっておってなおかつやらせる。
あそこに数十億円もかけて、大体私は、今度の福島の修理も六月に終わる予定になっておりますが、さらに一ヵ月ないし二ヵ月ぐらい延びるのじゃないかというふうに思っておりますけれども、あの給水スパージャーの取りかえが今回二回目ですが、新型にしたといってももともと原子炉の設計本体そのものが変わっているわけじゃないわけですから、そういう点で給水スパージャーの取りかえだけでなくて、あらゆる基本的な配管の取りかえが全部今回行
それから今回、給水スパージャーの取りかえということで炉内工事もございます。そういうことで高い線量、特に計画被曝線量でいま先生お話がございましたように、一日千ミリレムというような計画被曝線量も使って炉内の工事をやっておるわけでございますが、われわれといたしましては放射線従事者の被曝線量を可能な限り低減するということで電気事業者をいろいろ指導はしております。
○下田京子君 直接、事故だけではないということでもって、いま二つ、言ってみれば御指摘になりましたね、給水スパージャーの問題やら何やら出ましたけれども、実際には定検との関係も含めて、それだけ被曝線量が全国の中でも多いということは事実であると思うのです。そういう中で、非常に最近マスコミが福島原発の問題を報道されております。
それから原子炉の給水の入り口にございます給水スパージャーというのがございますけれども、それの取りかえ工事というのも実施しております。したがいまして、非常に放射線の高いところでの作業が最近続いておりますので、そういうことで多いわけでございますけれども、いずれその工事が終わりますと、そういう放射線下の工事も被曝も少なくなる、こう考えております。
私も福島第一の一号炉の大改修をやっているノズルとスパージャーの取りつけのところを見に行きました。労働者被曝が最近特に福島の場合には多くなってきていることは御承知のとおりであります。
上で私ども、ちょうど給水スパージャーの取り外したものを、貯水所の中に入れてあるやつを見ました。その方向へずっと線量計を入れますと、それが大体五ミリレムから六ミリレムくらいでございますけれども、今度は炉の方へ向けますと、これはもう二十ミリくらいになる。下へ向けると五十ミリ超えちゃうのですよ。
それから、今度個人的な、どうしても人が入らなければ作業ができないようなところにつきましては、モックアップをつくりまして、そこで短時間にその作業ができるように訓練をいたしまして、そこでの取り外し――このスパージャーの問題も、実はアメリカに訓練所がありまして、そこで何回も実際にやりまして、それの技術を受けた者が来てやっておるというふうに聞いております。
○児玉(勝)政府委員 ちょっと先ほどの答弁で足りない点がございましたが、給水スパージャーの工事で現在、これは準備工事を入れまして十二月からやっておりますが、実際に高放射線下の作業をしておりますのが一月からでございます。
そこでスパージャーというので一応受けて、そして温度格差を若干緩和し、さらにまんべんなく圧力容器内にその戻り水が散らされるようにという、スパージャーというのが通常原子炉圧力容器の内側にずっとある。それの取りかえを全面的にやらなければならないというのでしょう。金額から言ってもこれは五十億円からかかるものである。そうして圧力容器の下部に燃料棒がある。そこへ人間が入っていってやらなければならない。
いま一月十五日から二カ月の予定で福島原発第一の一号炉の圧力容器のひび割れの削り取りと給水スパージャーの交換という作業が行われておるのです。これは重大な問題だと私は思う。報道されておるところによりますと、このひび割れば世界最大のものであるとすら伝えられておる。事実、この給水管に十二センチあるいは六センチというような大きな傷が発見された。
そういう点で、このスパ一ジャーのところまでずっと影響が及んでいって、スパージャーの取りかえも場合によっては必要ではないかというふうに深刻に指摘をしている人もおるのですね。その点についてはどうなんですか。
それから給水ノズルの問題につきましては、これは給水ノズルとサーマルスリーブの間隙から流入した低い温度の給水とそれから原子炉のいわゆる高温水とが混合する際に生ずる温度変化というふうに考えられますので、この再発防止のために給水ノズルとサーマルスリーブの間隙がない新型スパージャーに取りかえたいと、こう考えております。
しかも運転後の話ですから、オーバーホールのときに相当な危険を冒して中に人が入って——スパージャーなど相当大きなものです、直径三十センチ近くあるようですが、そういうリングを固定し直す大変な作業だ、そういうことを起こさなくちゃいけない、こういうことなんです。
この福島の場合は給水ノズルにスパージャーを炉の内側からはめ込む形になっていると聞いております。そのはめ込んだわずかなすき間から水が漏れることによって温度差がまた発生してノズルにひびがいく。
それから、ちょっと先ほどの補足をいたしますが、応力腐食の応力ということでありますが、この給水ノズルは圧力容器から出ておりますが、その中にサーマルスリーブというパイプが入っておりまして、そこに給水スパージャーがついているわけであります。そのサーマルスリーブと給水ノズルとの間の狭いすき間から給水のための温度の低い水が出入りすることによる熱応力の繰り返し、これが主たる応力であります。