1961-02-24 第38回国会 参議院 本会議 第9号
かつてケネディ大統領はコンロン報告にも耳を傾け、そのブレーンであるボールズ国務次官も、同氏の論文において、沖繩人の立場に立って施策することを言明し、スパークマン上院議員はその報告書の中で、沖繩の日本復帰問題の重要性をあげていただけに、今回の中間報告の内容は各方面に深刻な波紋を投げかけております。
かつてケネディ大統領はコンロン報告にも耳を傾け、そのブレーンであるボールズ国務次官も、同氏の論文において、沖繩人の立場に立って施策することを言明し、スパークマン上院議員はその報告書の中で、沖繩の日本復帰問題の重要性をあげていただけに、今回の中間報告の内容は各方面に深刻な波紋を投げかけております。
ジョン・スパークマン上院議員さらにアメリカの政界のうちでも非常に勢力のあるジョージ、アメリカ外交委員長が、日本の対中共貿易緩和論を述べておられます。これは非常に私は重要な発言であろうと思うわけであります。これまで鳩山総理は、今回の日中貿易協定につきましても、これに対して非常にまじめな考慮をされまして、協力されるということを言われたのであります。
これはアメリカのスパークマン上院議員が指摘しておる通りでありまして、こうした結果、反米思想が起るとか、反米運動が起るとかいつたような責任は日本政府にあるのじやないかということは一部かなり言われておりますが、政府の御見解は如何でありますか。