1985-04-11 第102回国会 衆議院 科学技術委員会 第6号
エアガン方式で調べた方にはある、スパーカー方式でやった方にはない。では、スパーカー方式でやった電力会社はデータを出しなさいと言ったら、データを出してくれませんね。この問題はそのまままだ残っています。そうして、残されたまままた進むとするならば、これは問題ではないだろうか。
エアガン方式で調べた方にはある、スパーカー方式でやった方にはない。では、スパーカー方式でやった電力会社はデータを出しなさいと言ったら、データを出してくれませんね。この問題はそのまままだ残っています。そうして、残されたまままた進むとするならば、これは問題ではないだろうか。
○関委員 今、実際に東京電力なり東北電力なりがやったところのスパーカー方式による結果、あそこには活断層がない、こう言っているのだけれども、この資料等は、幾ら我々の方に出せと言っても出さないのですが、局長の方はこれはごらんになっておられるのですか。
この調査結果は海上保安庁が海底の地形図作成のためエアガン方式で調査したものに基づいてできておるわけでございますが、原子力船事業団は活断層そのものもやはり立地調査の上で検討いたしましたが、その際、東北電力、東京電力で調査したスパーカー方式による音波探査データというのがございます。
その反面、事業団の方はスパーカーだと思いますが、四カ所ぐらい二キロないし四キロぐらいの間隔でやっている。「日本の活断層」で活断層らしいということを否定するには余りにも簡単な否定の仕方ではないか、もし否定をするならば、スパーカーで五百メートルないし一キロメートルくらいのメッシュをもって調査をし、さらに数カ所のボーリングをして、ないという結論を出すべきではないかという提言を行っております。
それで、電力の行った調査は、活断層の存在の有無を確認するため最も適切な方法とされておりますスパーカー方式と音波探査でございます。しかも専門的能力を有します調査機関が実施しておりまして、先生御指摘の、「日本の活断層」を作成するために利用されました調査とは、実はこれは海上保安庁の調査でございますが、エアガン方式、音波探査で調査の目的の海底地形図の作成とされておるわけでございます。
○倉本参考人 一般に明瞭な層理が認められるところでは、海底の場合にはスパーカーによりまして、断層構造の判断が非常に容易でございます。ただ、未固結と申します地層の場合には、十分注意してその判定をする必要があるわけでございます。しかし、未固結の地層において実際に断層構造がある場合には、その下部、下位の地層が固結した状態である場合には、当核下位の地層にも断層構造が認められるのが通例でございます。
○倉本参考人 その点については、あるいはあるかもわかりませんが、現在私どもの方のスパーカーでやりましたデータでは、そこのところまで見ておりません。
○倉本参考人 一般に明瞭な層理が認められるところでは、これは海底の場合にスパーカーによりまして断層構造の判断が非常に容易であるわけでございますが、まだ十分固まっていない、未固結の地層の場合には、これは十分注意して判定をしなければならないということでございます。
○倉本参考人 断層があるかないかということのための調査といたしましては、これはスパーカー方式による音波探査によっているわけでございます。
スパーカー方式でも何方式でもいい、やった結果のデータを見せる。ましてボーリングをしたと言うならば、ボーリングした個所を示す、ボーリングをした責任者の名前も明らかにする。どこまで掘ったのか、いつ掘ったのか、何のむずかしいこともない。 だから、そんなことを隠したまま進みたいと言うならば、そんな電力会社に用はないから、原子力船母港の設置という仕事は国の仕事ですから、何も電力会社に関係ない。
と申しますのは、この活断層の調査を行いますには、先生も御案内のような、海底下三百メートルぐらいまでの比較的浅いところにいわゆる第四紀層というのが横たわっておりまして、そこのところに断層があるかどうかということを把握するためには、そういった調査に適しておりますスパーカー方式というものを採用しておるわけで、私どもとしてはその方法をとったわけでございます。
ただ、この方式でございますと、比較的浅い部分につきましては若干解像力が劣るというようなことでございまして、電力の方では、主として発電所建設に対しての問題から、今回の私どもが参考といたしますこの資料は、活断層がそこに本当に存在するのかどうかということを調査の目的とされまして、海底下比較的浅い約三百メートル程度までを詳細に調べるという目的で、これに適したスパーカー方式の音波探査装置を用いてのデータをとられたわけでございます
○倉本参考人 電力の方の行われた調査につきましては、先ほども御説明申し上げましたように、活断層であるかどうかの判定をするために、海底下比較的浅いところをはっきり見るためのもので、スパーカー方式を採用して実施をしておられるわけでございます。
○関委員 十月だとか何だとかと言わないで、十月何日何時から何という組織が受け持って、そうして沖合い何海里もしくは何キロ、そうして幅何メートルにわたり、エアガンかあるいはスパーカーか知らぬが、それと先ほどから申し上げておる二百メートルのがけ高を何と理解するのか。これさえも断層でないと理解して押し切るつもりか。断層でなければ何なのです。
で、この評価でございますけれども、私どもも基本的な立場といたしまして、できるだけ早く推進したいというところにおきましてはまさに私どももそのように思っておるわけでございますが、若干事情を見てみますと、開発権者の設定に至る前におきまして、この海域において確かにエカフェの調査があったわけでございますけれども、このエカフェの調査というのは、スパーカーによります非常に粗い調査でございます。
○政府委員(志賀学君) 昭和四十三年にエカフェがスパーカーによる物理探査をこの地域について実施したわけでございます。その結果非常に有望であるという判断が出たわけでございますけれども、その後わが国側の企業も物理探査を実施してまいっております。そういった物理探査の結果から見ますと、堆積層の厚さ、その他から申しまして、やはり有望であるというふうに私どもとしては思っております。
○政府委員(志賀学君) エカフェの調査につきましては私どもも非常にそれを重く見ておるわけでございますけれども、ただいずれにいたしましても、エカフェの調査というのはスパーカーによる調査というようなかなり粗い調査でございます。
○政府委員(古田徳昌君) エカフェ調査は昭和四十三年十月十二日から十一月二十九日の間にかけまして、いわゆる物理探査、スパーカー方式によります地下調査でございますが、測線長一万二千キロメートルについて実施したわけでございます。実施しました測線は、台湾北部から台湾及び九州間の海域を含めまして、もちろん当該共同開発区域も含めまして黄海に至る地域でございます。
○政府委員(古田徳昌君) エカフェ調査につきまして少し御説明さしていただきたいと思いますが、この調査方法につきましては、海洋調査船によりまして三万ジュールのスパーカー方式でございますが、出力としましては比較的弱い方式でございますが、このスパーカーによります地下反射波の記録、それからプロトン磁力計による磁力測定その他海底地形や水質等の海洋データの調査が実施されているわけでございます。
その堆積層の厚さにつきまして調べます場合に、通常エアガン方式とかあるいはスパーカー方式というふうなやり方で実施するわけでございますが、この地域につきましてのエカフェの調査あるいはその後一部企業で行いました別の方式によります調査等から推計いたしますと、堆積層の厚さが六千メートル程度一部についてあるというふうな見方もあるわけでございます。
○古田政府委員 エカフェの調査は昭和四十三年の十月から十一月にかけて実施されたわけでございますが、この調査方法としましては、三万ジュールという出力のスパーカーによりまして地下の反射を記録いたしまして、地下の構造を把握するということでございました。
この日韓共同開発区域を含みます沖繩から九州西側海域につきましては、先生御指摘のとおり、一九六八年にエカフェがスパーカー方式による調査をしたわけでございまして、その結果、ただいま言いました有力な地層のうち、新第三紀層が非常に厚く堆積しているということが言われております。
ただし、エカフェの調査は先ほど言いましたようにスパーカーによります調査で、しかも出力が三万ジュールという比較的弱い出力のものでございましたので、海底下二千メートル程度までの様子しかわからなかったということが言われております。
専門的になりますが、スパーカーは一応力は十二万ジュールと報告されておりますんで、エカフェの四倍です。それからここの状況は、日本石油開発が資料をお持ちになっておると思いますが、一九七一年に三千五十キロメーターの間一応のエアガンの探査をやったということは、大体面積にしますと、メッシュを幾らにしてどうということは私はわかりませんけれども、大体の重要な部分は調査になっておる。
これは結局はっきり申し上げますと、もとは皆さん政府の方々全部論議されておるエカフェの一九六九年五月発表の報告で、前年の六八年にハント号と申しますアメリカの海軍の指導のもとにやった調査船が、三万ジュールと申しますから大きなスパーカーではございませんが、要するに電波でみんなはかっていって、その結果日本の水路部と合同してつくった水深の深い浅いの図でございますが、これにはいわゆる底質は表面だけで、表面の高低
○政府委員(古田徳昌君) エカフェが行いました調査は、スパーカー方式と言いまして、電気のスパーカーを利用するわけでございますが、これは出力が比較的弱くて、大体地下二千メートルよりも深いところについては詳細がわからないというふうなことのようでございますが、その後、日本石油が行いました物理探鉱は、これとやり方がちょっと違っておりまして、エアガン方式というものを利用しているわけでございます。
○政府委員(古田徳昌君) ただいま先生御指摘の米海軍の調査結果との関係につきましては明確ではございませんが、エカフェの調査自体もプロトン磁力計というものを用いまして磁力測定を行っておりまして、その測定結果も先ほど言いましたスパーカー調査の結果と兼ね合わせまして分析を行っておるというふうに承知しております。
そして地質的に有望な場所がありました場合に、その地域につきまして詳しい精査を行っていくという形でございまして、エカフェの行いましたのはスパーカー方式という方式で、いわば概査の段階のものでございます。全体の調査いたしました測線長も一万二千キロメートルということで、網の目状の調査ということではございませんで、主要地点についての測線を引き、その調査を行ったということでございます。
本調査は出力の余り大きくないスパーカー調査というもでございまして、堆積層の厚さもせいぜい三千メートルぐらいしか把握できません。この結果、台湾より日本に及びます面積二十万平方キロメートルの東シナ海の大陸だなは、石油賦存の可能性の高い第三紀層が十分発達し、有望な含油地帯になるであろうと報告されました。
○政府委員(古田徳昌君) 意図的な改ざんということはございませんでして、簡素化しながらも、この調査経過なりあるいは結果についてはできるだけ詳細に、正確に御説明したいと思ったわけでございますが、実は衆議院のときにお出ししました資料に書いてございますが、三万ジュールのスパーカーというものが、その後の議論で非常にこれは出力としては比較的弱い、スパーカーの調査方式としては比較的弱いということで、午前中の御審議
そう答えないことを得意とするような答弁になっているわけですが、もう一点だけ参考のために聞いておきますが、このエカフェの調査でのスパーカーは出力が小さいということが指摘をされておりますが、出力が小さいから深い海については測定がなかなか容易でないということはあるいは言えるかもしれませんが、少なくとも二千メートルより浅い層についても調査が十分でないという趣旨なのか、二千メートルまでは鮮明な測定能力があるというふうに
○政府委員(古田徳昌君) エカフェの調査は、ハント号という海洋調査船を使用しまして、スパーカーの出力は三万ジュールということになっておりました。このスパーカーによる地下反射の記録のほか、プロトン磁力計による磁力測定その他海底地形や水質等の調査も行っておるようでございます。
○古田政府委員 エカフェの調査はスパーカー方式による調査でございまして、かつ、出力が三万ジュールという比較的弱い出力で行いました関係上、地底の千メートルないし二千メートル程度のところまでの様子しかわからなかったというふうに承知しているわけでございますけれども、その地下の堆積層が尖閣列島周辺部からこの共同開発区域内に至るまで全体として賦存している。