2005-06-13 第162回国会 参議院 行政監視委員会 第7号
私、国会議員になりましてから最初の質問は、宮城県でのスパイクタイヤの問題でありましたが、その二回目辺りから、その後集中的に農薬の空中散布の問題について質問をしてまいりました。あれから十五年以上たっておりますけれども、農薬空中散布の実態はほとんど変わっておりません。一方、化学物質過敏症あるいはアレルギーの健康被害を受ける人たち、こういう人たちの数は確実に増えております。
私、国会議員になりましてから最初の質問は、宮城県でのスパイクタイヤの問題でありましたが、その二回目辺りから、その後集中的に農薬の空中散布の問題について質問をしてまいりました。あれから十五年以上たっておりますけれども、農薬空中散布の実態はほとんど変わっておりません。一方、化学物質過敏症あるいはアレルギーの健康被害を受ける人たち、こういう人たちの数は確実に増えております。
今スパイクタイヤが禁止になっていますから、道路が本当にアイスバーンみたいな状態で、二百メートル、三百メートル離れたところに買い物に行くというのはこれはもう無理ですね、どうしたって無理です。そういうケースですね。 それから、過疎地域で集落がなくて生活されている方がいますね、八十五、九十でも一人で。
○属政府参考人 警察におきましては、スパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関する法律第七条に違反する行為、その他刑罰法令に違反する行為がありましたら、その事案の内容に応じまして指導警告、悪質な場合には検挙、そういった適切な措置を講じることとして取り組んでいるところであります。
○児玉分科員 そういう中で、正式に輸入はない、日本でもつくっていない、しかし、このような超硬度のピンをそれぞれが打ち込むという形でスパイクタイヤが徐々に装着され出して、まだ恐らく一%台だと私は見ていますけれども、これをこのままにしておくわけにいかない。
○属政府参考人 先ほど来お話が出ておりますけれども、現行の法律ではスパイクタイヤの使用の禁止というのは、これは「舗装が施されている道路の積雪又は凍結の状態にない部分において、スパイクタイヤの使用をしてはならない。」ということでありまして、だから、雪道等で使用することについては現行法では禁止されていない、そういう点がございます。
このためには、道路管理者といたしましては、交通流を円滑にするあるいは分散化するということが何よりも重要な基本的な対策だと考えておりまして、環状道路、バイパス等の幹線道路ネットワークの整備を急いでおるところでございますが、今環境省の方から御説明ございましたように、道路粉じんにつきましては、スパイクタイヤ法施行以来激減いたしておるとは思いますが、沿道の生活環境の改善のため、路面の状況、交通量の状況、地域
SPMの環境基準を達成していくというのが政策目的ということになるわけでございますが、これらの粒子の低減に寄与する対策としては、例えばスパイクタイヤ禁止法を施行いたしまして、平成三年四月からスパイクタイヤの使用を原則禁止とするという取り組みを推進してきておりますし、また、タイヤ・ブレーキダストに関しましては、タイヤやブレーキの性能の向上、あるいは道路粉じんに関しましては、道路の定期的な清掃なども粒子の
あるいは、古くはアスベストなんかもありましたし、ちょっと物は違う、製品ですけれども、スパイクタイヤなんというものもございました。ある時期は便利がられて重宝されておりますけれども、あるとき突然、新しい技術がわかったことによって回収になったり、あるいは処分まで一生懸命考えなきゃいけない。
○副大臣(沓掛哲男君) 先生の出身地である仙台市というのは私も二回勤務したことがございまして、道路管理者としてやっておりましたので、本当に全国で一番このスパイクタイヤによる影響が大きかったと思います。ちょうど今、二月、三月ごろになると、東北というのは仙台を中心にして全部交通網ができておりますので、そういう人たちが集まってくる。
ただ、ちょっと今不思議だったのは、スパイクタイヤが禁止された時点で粉じんの問題というのは解決されたことになっていたんでしょうか。
例えばスパイクタイヤの禁止、あるいは高齢化の進展等、あらゆることに、豪雪地帯の情勢の変化に適応する、また、それに対応できるようにしようということで、新しい全国総合開発計画の内容も踏まえまして、今おっしゃいましたように、平成十一年三月、これを変更したところでございますけれども、本年の十三年度予算におきましては、道路の消融雪施設等の整備を行う、いわゆる防雪設備の整備、そういうことで三百四十六億円の予算が
あるいはスパイクタイヤ、これは交通安全のためには必要だといってスパイクタイヤを導入した。しかし、一方では公害問題が出てきて、スパイクタイヤは公害を起こすすごい原因だ、こういうことになる。
厚生省では、従来の例としては、廃棄物の性状あるいは再生利用の内容等につきまして審査し、これまで自動車用の廃ゴムタイヤに含まれる鉄、これは主としてスパイクタイヤでございますが、それのセメント原料へのリサイクル、これが第一、それから掘削工事等に伴って生ずる汚泥の高規格堤防築造へのリサイクルというもの、二つを今まで認定してございます。
○達増委員 自動車の基準とか認証、相互承認の制度、そもそも自動車の安全、そして、近年であれば環境保護といった観点からやっているわけでありますが、国内における基準や認証についての話ですけれども、これは一つの例なのですが、東北地方、特に北の方、冬、雪が多いようなどころで、以前、スパイクタイヤというものが広く使われていたわけです。
それで、今御指摘ございましたスパイクタイヤの件でございますが、環境問題あるいは道路の損傷防止という観点から、平成二年に法律に基づきまして環境庁がスパイクタイヤの使用禁止を始めておりますが、運輸省といたしましても、タイヤメーカーに対して、スパイクタイヤにかわるスタッドレスタイヤの性能向上ということを要請いたしますとか、自動車の構造面から、例えばABSとかあるいは四輪駆動車のように滑りづらい、あるいはとまりやすい
ただいまお話がございましたスパイクタイヤ、これが禁止されましてスタッドレスタイヤが普及している中、滑りやすい凍結路面の発生がございまして、自動車、歩行者への影響が生じているということにつきましては十分認識しているところでございます。 脱スパイクタイヤ時代ということになりまして、各道路管理者はより一層の凍結路面対策を促進するために除雪方法等に各種の工夫を行っております。
公害の面からスパイクタイヤが禁止され、スタッドレスタイヤになってスピードが出せなくなって大きな事故が減っているとは言われておりますが、私が知る限りでは追突の事故とか接触の事故は大変多発していると考えます。その報告はありますか。
○和田洋子君 先ほどのスパイクタイヤの話ですが、雪寒事業などでお願いをできればいいんですけれども、スタッドレスタイヤになったために、交差点をみんなブレーキをかげながら静かに行くので交差点の路面が鏡のようにつるつるで、歩いている人が転倒してしまうということがあったり、また北海道ではお子さんの本当に痛ましい事故があったわけですけれども、大きな交差点には熱線を入れるとか、そういうようなことを考えておられますか
それから、車についてはスパイクタイヤが禁止されてスタッドレスタイヤになる。これは二年で買いかえると四本で十万円かかるわけで、それにプラス、チェーンが二万円ぐらいかかる。あるいは冬はエンジンがかかるのに時間がかかるために燃料費が夏の二割から三割増になる。あるいは住宅でも寒冷地仕様で、断熱材とか二重窓とか雪が落ちないようにスノーダクト、玄関フードというような寒冷地独特の必要な経費がある。
○藤川政府委員 路面の凍結問題につきましては、先ほどもお話がございましたが、スパイクタイヤの使用が禁止されたことに伴ってつるつる路面になるというようなことで、特に大きく取り上げられてきているところでございます。
そうしますと、日の当たらないところですと鏡のように道路が凍るわけです、 その中で、実はスパイクタイヤが今まで私どもの方も使われておりましたけれども、粉じん公害とかあるいはまた舗装道路を損耗する率が高いということで、普通車では平成三年四月一日から、大型では平成五年四月一日からその使用が禁止になっておるわけです。
○遠藤(登)委員 それから、一つはスパイクタイヤが禁止をされた、それで凍結状態では今のタイヤ、いわばスタッドレスにしてもどうにもならない、こういうことで交通事故が非常に続発するという状況があるわけであります。
○宮嵜説明員 スパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関する法律におきましては、環境庁長官は都道府県及び都道府県を通じて市町村の意見を聞いた上で地域指定を行うということにされております。したがいまして、環境庁といたしましては、地域の生活実態に詳しい各地方自治体の意見を尊重しながらこれまで地域指定を進めてきたというふうに思っております。
○沢藤分科員 スタッドレスタイヤ、スパイクタイヤ、どちらがどうという比較をここで論議しようとは思いません。ただ私、いただいた資料を別な角度から整理してみたのですが、タイヤの装着率、スタッドレスを装着している車とスパイクタイヤ装着の車の比率を見たら、スタッドレスの方がスパイクの六十六倍なんですね。平成六年の数字です、六十六倍。ところが、事故件数はスタッドレスの方が百十四倍なんです。
スパイクタイヤ粉じんの発生に関しまして、公害等調整委員会の調停に基づきまして生産、販売は中止しておるところでございます。また、このスパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関する法律の附帯決議に基づきまして、調停の対象外である輸入スパイクタイヤ等についても輸入、販売を自粛する等の指導を行っております。 したがいまして、現在国内においてスパイクタイヤの供給はほとんど行われていないと承知しております。
○政府委員(藤川寛之君) お話のございましたように、スパイクタイヤが禁止されまして、路面の通行の安全性という面でスリップ等が大変大きな問題になってきているところでございます。私どもといたしましても、できるだけスリップの事故が起こらないようにしようということで、今お話のございましたように、道路の改良あるいは路面の状況を良好な状態にしたいというようなことで努力しているところでございます。
○三上隆雄君 最後に、スパイクタイヤ使用禁止による青森県内の事故件数だけを御披露して御参考に供したいと思うわけでありますが、禁止になってからスリップの事故の件数は大体一・七倍になっております。人身事故の発生件数は一〇%の増、それから物損の発生件数は約一五%の増、大体おおよその傾向としてそういう実態が出ておるわけであります。
最後になりますけれども、スパイクタイヤの禁止に伴って道路改善が進められております。雪国対策の一環として道路改良がどの程度進んでおるのか、しかも道路改良が投資効果が出ているのかどうか、出ていないとすれば別な措置を考えなきゃならぬと思いますので、その辺の現況をお聞かせいただきたいと思います。
スパイクタイヤが障害者には特例措置で使えるのと同じように、配慮してもらえませんかねと。 私も実は悩んでおるんです。この法律には賛成はしたんです。だけれども、こういうこともある。かといってこれを野放しにするわけにもいかないかといってこの方の心情も察せられる。さあどうすればいいか。どうですか、これ環境庁は法律を検討の際にこういうケースは考えていなかったんですか。環境庁、答えてください。
○藤川政府委員 今お話がございましたように、スパイクタイヤが禁止されまして、スタッドレスタイヤが使用されるようになったというようなことで、路面の凍結が問題になりまして、スリップ事故が非常にふえているというお話はお聞きしているところでございます。
スパイクタイヤが禁止をされてスタッドレスタイヤの使用、こうなったわけです。青森県内の状況を見ると、これは県警本部のまとめですけれども、例えば去年の十二月からことしの三月までに起きた交通事故一万二千件のうちの半分がスリップ事故、こういう状況になっているわけです。特に、凍結面でのスリップがこのスタッドレスタイヤによって莫大に増加した、こんな内容になっています。
ただ、残念ながらスパイクタイヤに後戻りすることはできない。そこで、関係省庁、知恵を合わせて総合的に来年の冬に向けて予算等で知恵を絞ってまいる必要があるというふうに考えております。
この起きている事故も、スパイクタイヤ装着てあればある程度妨げたと思われる。スパイクタイヤ装着てあれば、スリップ事故が少なくなり救われる。豪雪地帯にとってスパイクタイヤがなければ安全走行が困難となる。スパイク禁止により制動距離が延び、追突するケースが多い。それから、自家用車がスリップして向こうからやってくるということです。
○宮嵜説明員 スパイクタイヤの使用規制に関しまして、従来ない滑りやすい凍結路面が出現いたしまして、スリップ事故が多発しているということにつきましては、環境庁としても十分承知をいたしております。 しかしながら、他方では、各地で粉じん公害の発生が明らかに抑制されまして、きれいな空が戻ったという声も聞かれるなど、スパイクタイヤの使用規制は着実に効果を上げてきていると考えております。
それから東北、北海道等寒冷地に共通する問題でございますが、御高承のとおりスパイクタイヤ禁止に伴います道路の整備等についてのいろいろ細やかな配慮が必要になってまいります。このことについても交付税のいろいろな補正措置の中で配慮をされておりますけれども、十分御配慮をいただきながら、ひとつ交付税の内容の充実をしていただきたい、このように考えておる次第でございます。
その中の項目を見ますと三つありまして、その三つのテーマのうち一つはスパイクタイヤなんです。スパイクタイヤがたしか二千八百万か何かの金額であったと思うのですけれども、残りのディーゼルの黒煙だとかそれから排ガス問題については、両方合わせてそれより少ないわけなんです。
スパイクタイヤにつきましては、これは各県への委託費が主でございまして、かなりの数の県がスパイクタイヤの問題で悩んでおったという経緯からいたしまして、そのような金額になっているわけでございます。