1984-07-18 第101回国会 衆議院 逓信委員会大蔵委員会社会労働委員会連合審査会 第1号
そういうことで、官公労働者はスト権奪還闘争というものを、さまざまな犠牲者を出しながらも闘い続けてきたわけですね。今回、事業内容は膨大なものであり、公共性も大変なものではございますが、公社から民営化されるという事実がここに出できたわけですから、言うならば天下晴れて自由の身となるわけでございますから、余分な規制はすべきではない、私はこう思うのでございます。
そういうことで、官公労働者はスト権奪還闘争というものを、さまざまな犠牲者を出しながらも闘い続けてきたわけですね。今回、事業内容は膨大なものであり、公共性も大変なものではございますが、公社から民営化されるという事実がここに出できたわけですから、言うならば天下晴れて自由の身となるわけでございますから、余分な規制はすべきではない、私はこう思うのでございます。
政府は、公労協あるいは総評等のスト権奪還闘争運動に対しては、昭和四十年の七月二日に公務員制度審議会を設置したわけです。言うまでもなく、八十七号条約批准に伴う官公労働者の団交権、スト権や、三公社五現業の当事者能力問題の審議が目的で設置されたわけです。
○栗田説明員 ごく簡単に申し上げますと、まず、「被告らの行為」といたしましては、「昭和五十年十一月二十六日から同年十二月三日まで、スト権奪還闘争と称して、公共企業体等労働関係法第十七条に違反する争議行為を実施し、各所属組合員が所定の業務につかなかったため、全国にわたりほとんどの列車の運転等が休止し、原告の業務は著しく阻害された。」
しかるに、今回のスト権奪還闘争に対し政府が示したあの時代感覚を失った反動的な政治姿勢では、郵政労使関係の正常化はむしろ遠くに押しやられたと言わざるを得ません。近代的労使関係確立のため、政府は、一日も早く郵政職員に対するスト権回復の方向を明らかにすべきであります。また、いやしくも、今回の闘争に対する処分などは絶対に行うべきではないことを強く訴えるものであります。
しかるに、全逓二十万の組合員が二十七年の歳月と怨念を込めて、やむにやまれぬ心情から実力行使に訴えざるを得なかった今回のスト権奪還闘争に対し、三木総理が示したあの時代離れ的な、いわゆる時代感覚を失った反動的な政治姿勢というものは、郵政の労使関係を知る総理としては、余りにも正常化に全く逆行した措置、発言ではないかと私はこの点指摘をせざるを得ないのであります。
そして、いろいろございますけれども、「左翼勢力は、参院選の結果いかんによっては、複雑な政治情勢を背景に、物価問題、公害問題、生活上の諸問題などを利用して広範な諸階層をさまざまな大衆闘争、「市民運動」へと組織し、労組の秋季年末闘争や「スト権奪還闘争」とからめて「倒閣運動」へと発展させる方向で動くことも考えられます。
本年に入りましても、いわゆる順法闘争が二月八日から十日までのスト権奪還闘争、二月十八日から三月二日までの合理化反対闘争、三月五日から三月十七日までの運転保安闘争、四月十六日から十七日までの年金制度改善要求闘争、四月二十四日から二十八日までのいわゆる春闘の五日間闘争が行なわれまして、その延べ日数は二十六日というふうに聞いております。
「国労はスト権奪還闘争の一還として、八日午前零時から順法闘争にはいり、新幹線は名古屋市域で百十キロにまでスピードダウンするよう指令を出した。さらに雪のため遅れが加わり、いつもは時速百八十キロの同市南一番町、南一番センター付近で百キロ前後。
ところが時間が非常に制約されておりますので、答弁はひとつ要領よくお願いしたいと思いますが、このスト権奪還闘争というのは、もう私が申し上げるまでもなく、いわゆる長い歴史の上に成り立っておりまして、それこそ気休めというようなことでは済まされない問題です。
特に私どもの職員が結成しております全逓信労働組合におきましては、その機会に、いわゆるスト権奪還という形におきまして、強力にスト権奪還闘争ということを進めてまいっております。その進めた中におきまして、いわゆる組織強化という形をもちまして、全逓自身も非常に大きな組織強化運動をやっておるのでございます。
あなたのほうが言ういわゆるスト権奪還闘争の対抗措置をして、こういうようなことを上局からやりなさい、あるいは、こうしなさい、こう言っていることの範疇かどうか。
また、公労協関係組合は、数年前から、スト権奪還闘争を強く取り上げるようになっております。このような問題は国会を通じて法律改正によって行なわれるのが、議会政治であり、法治国における正しいあり方であります。