1979-04-25 第87回国会 衆議院 決算委員会 第9号
○栗原国務大臣 きょう国鉄並びに私鉄がスト体制に入ったということははなはだ残念なことでございますけれども、しかし、もうテレビ等で御案内だと思いますが、公労委その他関係者の御努力によりまして収拾の方向に向かっておるというふうに聞いております。
○栗原国務大臣 きょう国鉄並びに私鉄がスト体制に入ったということははなはだ残念なことでございますけれども、しかし、もうテレビ等で御案内だと思いますが、公労委その他関係者の御努力によりまして収拾の方向に向かっておるというふうに聞いております。
四月二十日の深夜勤務からスト体制に入ったわけでございます。
これはもう組合のほうもいろんなことで慎重にやって、そして、このスト体制に入るのも非常に慎重なんです。それからまたいろんな意味であまりストを長くやれば人命に関係したらいけないという配慮からも一時間でやめて、ストを解除してみたり、あるいはまた保安要員にいたしましても、いろいろ病院側から望まれないのにかかわらず出していこうというくらいの積極性を持っているわけですね。
しかし、組合はますますその間、スト体制を固め、あまつさえ、昭和四十六年十二月十六日の団交の場で、病院の経営について組合の顧問弁護士、計理士をもって会計を調べると、執拗に管理権を侵害するような態度に出ましたので、これでは円満裏に協約を改定することはおぼつかないと判断いたしまして、従来の、管理権を侵害している協約を含めまして、労働組合法十五条の第三項、第四項の規定によりまして、九十日以上の期間をおいて協約
ただし、組合が完全にスト体制を解いてしまって争議行為のおそれもないという際に経営者側の言い分をのませるためだけの目的をもってロックアウトすれば攻撃的ロックアウトになります。今回の事案につきまして、その際にかなりいろいろないきさつがあったようでございますが、いずれにいたしましても、特に病院というようなもの、公的機関におきましては、労使とも争議行為は最も慎重であっていただきたい。
そこで組合側は一応スト体制を解きまして、そして正常な状態に入って今日までストも何もないのです。非常な過当労働とも思えるような、人員もかなり減らしました。そして正常な員数から申しますと、かなり無理な仕事も割り当てられてやっておる。こういうような、組合としては非常に譲歩した状態にある、こう思うのです。
そこで、これは地方公務員法の第三十七条の争議行為の禁止という点から見て、四・一七ストに対して自治労が協力してこのスト体制を進めるということの指令を出しておるはずですが、自治省のほうでその指令をごらんになりましたか。また、これを発表してもらいたい。それに対して、これはどういうような法的な処置をするものであるか。