1954-09-07 第19回国会 参議院 通商産業委員会 閉会後第6号
なお現状二十八年度の実績と、目標年度との間におきましては、例えば現在スターリング地域向け輸出は総輸出の二割七分でありますものを、三割五分にしようというのであります。ドル地域については三割六分であつたものを全体の三割五分、全体の比率から言えば、ドル地域向けはちよつと下るということになるわけであります。
なお現状二十八年度の実績と、目標年度との間におきましては、例えば現在スターリング地域向け輸出は総輸出の二割七分でありますものを、三割五分にしようというのであります。ドル地域については三割六分であつたものを全体の三割五分、全体の比率から言えば、ドル地域向けはちよつと下るということになるわけであります。
地域的に見ますと、スターリング地域向け輸出が相牛国の輸入制限が漸次緩和されているにもかかわらず、きわめて不振で、昨年上期と比較してその半ばにも達せず、輸入は逆に昨年上期の西側も増大し、著しい輸入超過となつており、昨年大部分が貸越しであつたオープン・アカウント地域においても、大部分逆調となつております。