1983-03-04 第98回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
したがって、タラ漁船が全船休漁で、ホッケ刺し網、スケソウ刺し網もほとんど漁業としては成り立たない。減船や再編整備をせざるを得ないという状況に追い込まれているというのが今日の実情でございます。
したがって、タラ漁船が全船休漁で、ホッケ刺し網、スケソウ刺し網もほとんど漁業としては成り立たない。減船や再編整備をせざるを得ないという状況に追い込まれているというのが今日の実情でございます。
このところしばらく鳴りをひそめておりました韓国の大型漁船が、本年一月に入ってまたもや北海道近海、渡島沖、胆振沖、日高沖にあらわれまして、自主規制ラインであります十五海里を越えて無謀な操業を繰り返す、そのためにスケソウ刺し網などの漁網、漁具に甚大な被害を与えておるわけであります。
○小笠原貞子君 それじゃ、もう一つの問題なんですけれども、九日、十日にも今度は胆振海岸でスケソウ刺し網やそれから浮標灯などに被害があった事実、それから登別漁協の場合には、道から被害防止のためにスケソウ刺し網に取りつけるための無償貸与の浮標灯というのがあって、それをつけていたわけですけれども、それまで被害に遭っているという報告を受けているわけですね。
特にことしの一月から三月まで、日高沿岸漁民の被害はスケソウ刺し網などで約二千四百万円相当の被害を受けています。このときも申し入れを行なっているわけですけれども、ナシのつぶてだし——まあ、その後漁業協定がきまり、被害に対する補償がきちっときまって、実際に漁民の手にお金が手に渡るまでには相当の期間を要するだろう。その間操業しないで黙っていると死んでしまいます、食べられませんから。
毎年シーズンになりますと、ソ連船のトロール船が北海道各沿岸海域に出漁しまして、スケソウ刺し網とか、カレイ刺し網、エビかご、あるいはツブかごなど、北海道沿岸漁民の漁具に大きな被害を及ぼしているのでありますが、ことしも九月末ごろから釧路、十勝の沿岸海域、それから広尾、日高方面の太平洋沖合いにソ連トロール船が来まして、かなりの被害を及ぼしているわけでございますけれども、この件につきまして、大臣は直接水産庁
○国務大臣(長谷川四郎君) 昨年の十月及び十一月北海道日高沖海域において、現地報告によるとソ連漁船の操業また仮泊、それによってわが国の沿岸漁業のために、いまお説のようにタコ及びカニかご漁業、こういうのがたいへん被害を生じたのでございまして、また、本年の二月下旬ごろ北海道の襟裳岬沖合いにおいてソ連底びき船の操業による沿岸スケソウ刺し網の被害が生じたことが現地関係業者からの報告がございまして、今後このような