1954-05-14 第19回国会 衆議院 運輸委員会 第37号
国内のスクラツプ価格などを標準としました場合に、この沈船引揚げによつて出ます発生量とその二十九億との経費の関係から見まして、トン当りの経費がかかり過ぎているのではないか、そういう御疑問ではないかと想像するわけですが、もしそうでありますれば、その点につきましてはわれわれも十分に検討いたしたわけでございまして、ただ一般の国内の沈船引揚げでスクラツプをつくります場合と違う条件が多いということ、それからたとえば
国内のスクラツプ価格などを標準としました場合に、この沈船引揚げによつて出ます発生量とその二十九億との経費の関係から見まして、トン当りの経費がかかり過ぎているのではないか、そういう御疑問ではないかと想像するわけですが、もしそうでありますれば、その点につきましてはわれわれも十分に検討いたしたわけでございまして、ただ一般の国内の沈船引揚げでスクラツプをつくります場合と違う条件が多いということ、それからたとえば
その意味からスクラツプ価格というものを考えますと、一番安いイギリスにおきましては、トン十八ドルというような、日本では想像も及ばないような安い値段であります。アメリカで三十ドルというような実情でございます。
は先ほど申しましたが、もつと輸入価格のより低いものということでありますが、暫らくの情勢の問題としては、今のカルテルを作る意図が自分たちのつまらない競争によつてつまらない価格を作るということを排そうというところに主眼があるし、その辺がカルテルにとついてみるフアーストステツプとして妥当じやないかと考えますので、そういたしますと、長い意味の理想型の目標は今すぐに追わないで、差当りの問題としては、輸入スクラツプ価格
これは昭和二十六年九月、海上保安訓練所総務課長及び用度係長がその訓練所構内にあつた中国財務局所管の地下ケーブル線スクラツプ、価格約百二十万円を業者が持出すのを黙認し、或いは使嗾したということによつて訴追を受けておる実情であります。事件の概要は以上の通りであります。
大体この当時のスクラツプ価格からいたしまして、まあ八百二、三十万円になるのじやないか。ところがスクラップにいたしまするのに百二、三十万円かかる。
なお独禁法関係といたしまして、原料としましても、国内スクラツプの買上げにつきましても、いたずらに高いスクラツプを、品物がないからというので競つて買いつけるということが、やはり高鉄価の一つの原因になるわけでありますが、こういつた面につきましても、お互いに申合せによりまして、共同いたしまして、一定の値段をもつて一定数量を買うという——つまりスクラツプ価格が年に一万円も御承知のように高下している、こういうことに
この七條というのは、これはある程度大ざつぱといつたら語弊がございますが、七條と八條とは大筋においては見合うものではありますけれども、現実の損失補償の計算は、一割なら一割がスクラツプ価格というように見るのではございませんので、もしその設備の中に、たとえば電気炉があるとしますと、その電気炉はほかの製鋼用に使えるような電気炉なんで、それを売れば買つた値段の八割くらいで売れるのだということになれば、損金は二割
と申しますのは、本体の設備は、大ざつぱに考えまして、大体もうだめになるということが言えるわけでございますので、いわゆる残存価格としては、スクラツプ価格的なものになるであろうということを考えまして、本体の基本設備につきましては、その建設費の百分の九十一割が残存価格というように見て、それを危険の額というふうに考えております。
鉄鋼業の最も重要な、同時に深刻な問題の一ではございまするが、国内におきます屑鉄回收の一つの行き方といたしまして、いわゆる特別回収に対する国家助成の道を考えたのでありますが、今日の財政状態その他から勘案いたしまして、実現せなかつたということをわれわれとしてはなはだ遺憾に思うのでありますが、朝鮮事変後におきます鉄鋼の実際の取引の傾向からいたしまして、あるいは国際市場の変遷を通じてみますると、銑鉄価格とスクラツプ価格
スクラツプ価格は騰貴し、收集業者は思惑価格のつり上げをやつている。これに対しまして共同購入ができるように団体法を改正してもらいたい。他に影響がなく、加工品が安く、購入者に利益を與えれば許してもさしつかえないではないかというような意見があつたのであります。 その次に、商工会議所の意見としましては、第一に、会議所は事業者団体法から適用を除外すべきである。
船齢三十年以上と申しますが、なるほど戰争中につくりました船は、船齢は若うございますけれども、能率の点からいいますと、どつちどつちでございまして、特にスクラツプにした場合の価格等からいたしますと、いわゆる光物といいますか、そういうものを在来船が多く持つております関係上、スクラツプ価格としても在来船の方がいいのであります。特にそういう老齢船、戰標船が非常にたくさんある。
ことにスクラツプの価格は、かりにアメリカで今実際行われておりますスクラツプの価格からいたしますと、むしろこの買上げ価格よりもスクラツプ価格の方が、ずつと高くなつておるという状況でございます。一トン五十ドル程度のスクラップ価格になつておるということでございますから、そういうことにいたしました場合には、大型船等につきましては、この買上げ価格よりも四割程度高い価格になるわけでございます。
但しその当時は、スクラツプ価格をこれではいけないので、これを倍以上に値上げしなければならぬという話がありまして、それが実現されれば、兵器処理委員会の全般として、決して赤字にならないで黒字になつたわけでございます。その関連から引合いとして申し上げますが、ただいま通産省からお配りがあつた資料によりますと、二十四年末までに兵器処理委員会の利益が四億二千三百万円国庫に入つております。