1992-03-27 第123回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
虫害というようなことで申し上げますと、杉でございますとスギカミキリとか、あるいはスキザイノタマバエというようなものもございますし、そのほか私ども把握しているところではマイマイガによります虫害でございますとか、スギハダニというようなものとか、常にいろいろな病虫害の危険に森林というものはさらされているとも言えるわけでございます。
虫害というようなことで申し上げますと、杉でございますとスギカミキリとか、あるいはスキザイノタマバエというようなものもございますし、そのほか私ども把握しているところではマイマイガによります虫害でございますとか、スギハダニというようなものとか、常にいろいろな病虫害の危険に森林というものはさらされているとも言えるわけでございます。
六十年度における主要な病害虫等の被害面積は、マツケムシで七千ヘクタール、ノネズミ六千ヘクタール、スギハダニで三千ヘクタール、それからノウサギ三千ヘクタールというふうにおおよそなっているわけでございます。このほか、近年、スギカミキリムシの杉なり、ヒノキせん孔性の害虫によります被害も地域によりまして顕在化してきていることは御指摘のとおりでございます。
○説明員(藍原義邦君) 先生御指摘のように、昭和五十年の秋にかけましてスギハダニが大分発生いたしました。数字で申し上げますと、四十九年まで全国的に約四万ヘクタールでございましたけれども、五十年には七万五千ヘクタールの面積に被害がわたっております。
それからスギハダニ。林野庁の方見えてますね。——あとにちょっとだけ簡単に聞きたいのですが、私の郷里の方に大野、勝山、池田、美山というような、かなり深い山の山村がありますが、昨年スギハダニが大発生をして三、四千町歩スギの上の方が枯れるとか、全部じゃないんですが、大変被害を受けております。
たとえて申し上げますと、ノネズミ、タマバエ、スギハダニ、マツケムシ等につきましては、防除を行なう必要があるのかどうかということにつきまして、これは虫の種類によって違いますが、大体二カ月ないし六カ月以前に判定ができるという調査方法を確立いたしまして、これは現在実際に適用いたしておるのでございます。
たとえて申し上げますると、ノネズミであるとか、スギハダニ、カラマツの先枯れ病等につきましては、気象の長期予報等によりまして、異常な繁殖についての予知をするということは現在でも可能でございます。
○政府委員(若林正武君) 初めのほうにお話のございました、予察までいかなくても、何か予報、予知のようなものができないかという問題でございまするが、一部の病害虫、たとえて申し上げますと、ノネズミであるとか、スギハダニ、あるいはカラマツの先枯れ病、こういうものにつきましては、ある程度、気象の長期予報等によりまして、異常繁殖についての予知はできるのでございます。
スギハダニの天敵は、これはクモ類でございますが、まだ防除に使うというところまで技術的にいっておりません。 それからノネズミの天敵でございますが、これはキツネ、イタチ、タヌキ、テン等がございますが、この中で有力な天敵というふうに考えられますのは、キツネとイタチとタヌキとテンでございます。現在、ノネズミの発生地にイタチ、キツネというものを放獣いたしまして、現実に防除をやっておるのでございます。
対象の病害虫につきましては、マツケムシ、スギタマバエ、マツバノタマバエ、マイマイガ、スギハダニ、マツクイムシ、ノネズミにつきまして、発生の経過、発生の地域別の特徴、防除要否の判定基準、発生予察の基礎資料等を明らかにいたしますために、発生消長調査というものを実施してまいったのでございます。
それから三十四年にまた一つの山になっておりますが、これはスギハダニの異常発生によるものでございます。全体の傾向といたしましましては、大体横ばいと言えるのでございます。 それから六ページでございまするが、これは民有林についてでございまするが、全体の傾向といたしましては漸増傾向にございます。 昭和二十八年に一つ山がございますが、これはマイマイガの異常発生によるものでございます。